中国語学中国文学専修ホームページ – 京都大学大学院文学研究科・文学部 https://www.bun.kyoto-u.ac.jp 研究科・学部・附属施設紹介、入試情報や研究プロジェクトの案内。 Tue, 06 Feb 2024 13:11:19 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.4.3 中国語学中国文学専修ホームページ https://www.bun.kyoto-u.ac.jp/chinese_lang_lit/cll-top_page/ Tue, 31 Aug 2010 07:53:00 +0000 http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/?p=2530  

教員紹介 『中國文學報』
院生紹介 京都大学中国文学会
研究室紹介 研究室への問い合わせ
時間割

 

お知らせ

  • 2023年11月25日~29日、上海の復旦大学文史研究院において、第8回東アジア人文研究博士学生ワークショップが開催されました。本研究室からの発表者は、孫楊洋、武清陽、馮心鶴の3名です。
  • 2023年9月19日、第7回東大・京大中文研究交流会が開催されました。本研究室からの発表者は、伍晨曦、三輪大樹の2名です。
  • 『中國文學報』第96冊が刊行されました。
    書屛風の盛行と流傳――唐人詩文の媒體として 陸穎瑤
    韓愈の天人觀について――天人好惡相異の説 鈴木達明
    『水滸傳』副頭領盧俊義故事考 金文京
    呉宓のヴァレリー受容と一九二〇年代アメリカ――モダン觀と詩の韻律觀の選擇をめぐって 黄詩琦
    金樓子譯注(十六)  興膳宏
    『管錐編』「文賦」譯注(二) 成田健太郎
  • 2022年度の第17回漢検漢字文化研究奨励賞(佳作)を、博士後期課程1回生の仲村康太郎さんが受賞されました。
    受賞論文は、「曹仁虎『転注古義考』と毘沙門堂蔵『篆隷文体』」です。おめでとうございます。
    公益財団法人日本漢字能力検定協会ホームページ→https://www.kanken.or.jp/project/investigation/incentive_award/2022.html
  • 2022年度の日本中国学会賞(文学・語学部門)を、博士後期課程3回生の陸穎瑤さんが受賞されました。
    受賞論文は、『日本中国学会報』第73集掲載の「『和漢朗詠集』『新撰朗詠集』所収「暁賦」佚句考――東アジアに流伝した晩唐律賦」です。おめでとうございます。
    日本中国学会ホームページ→http://nippon-chugoku-gakkai.org/?p=433
  • 2022年9月21日、第6回東大・京大中文研究交流会が開催されました。本研究室からの発表者は、孫楊洋、仲村康太郎の2名です。
  • 『中國文學報』第95冊が刊行されました。
    孟浩然の旅の詩――六朝「行旅」詩の流れをふまえて 二宮美那子
    明末の異人唐汝詢とその唐詩注釋 靜永健
    金樓子譯注(十五)  興膳宏
    『管錐編』「文賦」譯注(一) 成田健太郎
    書評 高橋文治著『元好問とその時代』 稻垣裕史
  • 2021年9月25日、第5回東大・京大中文研究交流会が開催されました。本研究室からの発表者は、龔麗坤、武清陽の2名です。
    スケジュールはこちらです。https://1drv.ms/w/s!AhOEt8oddWdIlzjqwMxIR0qrPHTe?e=4aIoq6
  • 2021年度の第40回東方学会賞を、博士後期課程3回生の金鑫さんが受賞されました。
    受賞論文は、『東方学』141輯掲載の「西魏・北周の「大誥体」について――その文体改革の意図及び文学史における位置」です。おめでとうございます。
    東方学会ホームページ→http://www.tohogakkai.com/jushosha.html#31-
  • 『中國文學報』第94冊が刊行されました。
    詩で讀む傳奇:和刻本『蒲東崔張珠玉詩集』と江戶時代における西廂故事の傳わり方の可能性 楊維公
    清末「詩界革命」起源の再檢討:黃遵憲・梁啓超と明治漢詩との關わり 蔡毅
    張資平の戀愛小說と「病」 祝世潔
    金樓子譯注(十四)  興膳宏
    書評 永田知之著『理論と批評:古典中國の文學思潮』  和田英信
  • 2020年9月26日、第4回京大・東大中文研究交流会が開催されました。本研究室からの発表者は、三輪大樹、盧旭、馮心鶴の3名です。
    スケジュールはこちらです。https://1drv.ms/w/s!AhOEt8oddWdIlzn7u-HIfQ0UgS1A?e=a601zM
  • 『中國文學報』第93冊が刊行されました。
    黃遵憲『日本雜事詩』の改訂をめぐって  趙偵宇
    「和刻三言」採錄篇に見える小說の評價について――施訓者の序を手掛かりに  宮本陽佳
    金樓子譯注(十三)  興膳宏
    書評 辛德勇著『中國印刷史研究』  高津孝
    書評 下定雅弘・豐福健二編著『朝鮮漢詩古今名作選』  金文京
  • 興膳宏名誉教授が文化功労者に選ばれました。
    http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/about/events_news/office/soumu/koho/news/2019/191029_2.html
  • 2019年3月18日~23日、上海の復旦大学文史研究院において、第7回東アジア人文研究博士学生ワークショップが開催されました。本研究室からの発表者は、盧旭、黄詩琦、金鑫、早川太基の4名です。詳しい掲載や写真などはこちらのホームページを参照。
    https://www.bun.kyoto-u.ac.jp/news/201904004/
  • 2018年12月10日、京大時計台会議室Ⅲにて、南京大学張伯偉先生の講演会が開催されました。(通訳:楊維公)

    他の写真はこちらです。
    https://1drv.ms/f/s!AhOEt8oddWdIgiq952nQPXQ7w2Ll
  • 2018年7月31日、第2回京大・東大中文研究交流会が開催されました。本研究室からの発表者は、祝世潔、趙偵宇、金鑫の3名です。
    スケジュールはこちらです。https://1drv.ms/b/s!AhOEt8oddWdIgijtpf-_XlrsObJP
  • 2018年7月28日、京都大学文学部第三講義室にて京都大学中国文学会第33回例会が開催されました。発表者及び題目はこちらです。
    https://1drv.ms/b/s!AhOEt8oddWdIgimZz8Z5ILgVxr-O
  • 2018年3月18日~21日、文学研究科において、第6回東アジア人文研究ワークショップが開催されました。本研究室からの発表者は、趙偵宇、黄詩琦、汪一舟の3名です。
    https://www.bun.kyoto-u.ac.jp/news/20180318-21workshop/
    https://www.bun.kyoto-u.ac.jp/wp-content/uploads/2018/03/workshop-1.pdf
  • 2017年8月2日、東京大学との交流会が開催されました。本研究室からの発表者は、伊藤令子、楊維公、黄沈黙の3名です。
    https://1drv.ms/b/s!AhOEt8oddWdIgiT61POqUl4qr3Vm
  • 2017年8月1日、文学革命百周年記念ワークショップが開催されました。司会者:平田昌司先生。発表者:楊貞德先生(台湾・中央研究院)、祝世潔、趙偵宇、黄詩琦。
    https://1drv.ms/b/s!AhOEt8oddWdIgiNmLhtVG_riqh1S
  • 2017年4月22日、卒業生の成田健太郎先生が第11回立命館白川静記念東洋文字文化賞奨励賞を受賞されました。https://www.ritsumei.ac.jp/research/shirakawa/activities/award/
  • 2017年3月14日ー18日、香港城市大学中文及歴史学系において、第五回東アジア人文研究ワークショップが開催され、本研究室から、伊藤令子、祝世潔、黄沈黙、黃詩琦、趙偵宇、翟墨の6名が参加しました。https://www.bun.kyoto-u.ac.jp/wp-content/uploads/2010/08/92d5da275c1422a3e3c9426a2d9a687a.pdf

 

文学部新館7階北側711号室

中国語学中国文学研究室は、現代中国語と古典詩文の読解力を基礎として、中国語学・中国文学の様々な領域が研究の対象として開かれています。伝統を重んじるとともに、新たな視点、方法も随時取り入れられ、授業では活発な議論が交わされています。

鈴木虎雄先生書き入れ本『玉台新詠集』

『中國文學報』第一冊

青木正兒先生「王維詩意圖」

最終更新日 2023/12/01
*中国語学中国文学専修の本ホームページは院生の力によって運営されています。
*情報には正確を期しておりますが、必ずしも最新の情報ではありません。
*正確な情報をお知りになりたい方は、文学研究科や本研究室へ直接お問い合わせ下さい。

]]> 研究室への問い合わせ https://www.bun.kyoto-u.ac.jp/chinese_lang_lit/cll-contacts/ Tue, 31 Aug 2010 07:52:37 +0000 http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/?p=2670 研究室への問い合わせ

郵便

〒606-8501 京都市左京区吉田本町 京都大学文学部中国語学中国文学研究室

電話

075-753-2825
※ご注意:研究室で授業が行われている場合や学生不在の際は繋がらないことがあります。

E-mail(本HP記載内容についての問い合わせのみ)

kyoudaichubun*hotmail.com
※「*」を「@」に変換してください。

最終更新日 2010/09/01
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中国語学中国文学専修時間割 https://www.bun.kyoto-u.ac.jp/chinese_lang_lit/cll-time_table/ Tue, 31 Aug 2010 07:52:15 +0000 http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/?p=2603 2023年度前期授業時間割(教室はKULASISで最新情報を確認してください)
1 永田(特講)
中国古典文学における学びの諸相(1)
※池田(講義)
中国語学概説 1(文法)
野原(特講)
中国語音韻学:中古音について
2 津守(学演)
近現代中国語圏文学研究論著選読


成田(院演)
『管錐編』選読
 中文研究室

道坂(特講)
初唐文学研究
 
論文指導
中文研究室
緑川(学演)
『三体詩』選読
木津(院演)
唐通事資料『瓊浦佳話』選読
中文研究室
3 松江(特講)
中国語史における文法変化の主要類型


成田(全学)
初級中国語
 吉田南

成田(学演)
王安石文
4   緑川(院演)
山谷詩選読
中文研究室
楊(学実習)
中文口語1


緑川(全学)
初級中国語
吉田南

5 ※成田(講義)
中国文学概論(先秦~唐前半期)
宇佐美(特講)
中国文献学講義
楊(院実習)
中文學術文章寫作1


※緑川(講読)
現代短篇小説選読

前期集中講義  岡崎 由美 中国小説史への視座 8/7(月)~10(木)

2023年度後期授業時間割(教室はKULASISで最新情報を確認してください)

1 永田(特講)
中国古典文学における学びの諸相(2)
  ※池田(講義)
中国語学概説2 (漢字史と中国語音韻史)
野原(特講)
中国の方言について
2 木津(学演)
創造社作品選読


成田(院演)
『管錐編』選読
中文研究室

道坂(特講)
初唐時期散文選読
論文指導
中文研究室
緑川(学演)
『三体詩』選読
木津(院演)
唐通事資料『瓊浦佳話』選読
中文研究室
3 松江(特講)
古代中国の言語学と揚雄『方言』


成田(全学)
初級中国語
 吉田南

成田(学演)
王安石文
4 野村(特講)
明清における亡妻哀悼文学の展開
緑川(院演)
山谷詩選読
中文研究室

楊(学実習)
中文口語2


緑川(全学)
初級中国語
吉田南

5

※成田(講義)
中国文学概論(唐後半期~現代)

宇佐美(特講)
詩と絵画

楊(院実習)
中文學術文章寫作2


※緑川(講読)
唐詩入門

1時限:8:45~10:15    3時限:13:15~14:45

2時限:10:30~12:00    4時限:15:00~16:30

昼休み:12:00~13:15    5時限:16:45~18:15

最終更新日 2023/04/01

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教員紹介 https://www.bun.kyoto-u.ac.jp/chinese_lang_lit/cll-faculty/ Tue, 31 Aug 2010 07:51:49 +0000 http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/?p=2610 教員紹介

専任教員

教授 木津 祐子(Professor KIZU Yuko)
中国近世口語史の研究、対話型テキストの文献論的研究
教授 緑川 英樹(Professor MIDORIKAWA Hideki)
唐宋変革期の文学とその展開
准教授 成田 健太郎(Associate Professor NARITA Kentaro)
前近代中国知識人の文字書写・文章撰述に対する意識と実践

 

人文科学研究所協力講座

教授 池田 巧(Professor IKEDA Takumi)
 准教授 永田 知之(Associate Professor NAGATA Tomoyuki)
 准教授 野原 将揮(Associate Professor NOHARA Masaki)

 

学内授業担当

教授 道坂 昭廣(Professor MICHISAKA Akihiro)(人間・環境学研究科)
教授 松江 崇(Professor MATSUE Takashi)(人間・環境学研究科)
准教授 津守 陽(Associate Professor TSUMORI Aki)(人間・環境学研究科)
助教 楊 維公(Assistant Professor YANG Weigong)(人文科学研究所)

 

非常勤講師(中国語学中国文学専修専門科目)

岡崎 由美(早稲田大学教授)
野村 鮎子(奈良女子大学教授)

 

名誉教授

川合 康三(Professor KAWAI Kozo)

 

元教授

平田 昌司(Professor HIRATA Shoji)

 

最終更新日 2023/11/01
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京都大学中国文学会 https://www.bun.kyoto-u.ac.jp/chinese_lang_lit/cll-bungakukai/ Tue, 31 Aug 2010 07:51:01 +0000 http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/?p=2684 京都大学中国文学会(規約より抜粋)

この会は学術誌『中國文學報』の発行、年一回の例会における学術発表を通じて研究の成果を公表し、学術の発展に寄与することを目的とする。

この会の会員は京都大学文学部中国語学中国文学専修の卒業者、または文学研究科中国語学中国文学専修の修了者とする。但し、会員の強い推薦があった場合、上記の条件を満たさずとも入会を認めることがある。

運営は京都大学文学研究科中国語学中国文学研究室に在籍する学部生、院生が主体となって行うこととする。会の重要事項については、在籍生の討議を経て多数決で決定される。

事務局への連絡

〒606-8501 京都市左京区吉田本町 京都大学文学部中国語学中国文学研究室内 中国文学会
Tel 075(753)2825

 

中国文学会開催履歴(敬称略。所属は、いずれも開催当時のものです。)

◆第三十八回例会 2023年7月8日(土)

「中国古典詩文における「猿鳴」——山の奥から文人の世界へ」   金 鑫(東京大学)

「元稹の詩風——杜甫の継承」                  好川 聡(岐阜大学)

「「遊石門詩序」と、遊覧詩序の系譜および「遊天台山賦」」    佐竹 保子(大東文化大学)

「小川先生——その鈴木虎雄『駢文史序説』油印本の発行について」 下定 雅弘(岡山大学 名誉教授)

◆第三十七回例会 2022年7月9日(土)

「黃遵憲と石川鴻齋」                 趙 偵宇(南山大学)

「独遊する山水――廬山慧遠と謝霊運の詩をめぐって」  堂薗 淑子(愛知教育大学)

「梁山泊副頭領、盧俊義から「敕勒歌」まで」      金 文京

◆第三十六回例会 2021年7月10日(土)

「新世界における「旧詩人」の躍進――『呉宓詩集』を切り口として」  黄 詩琦(京都大学)

「「王孟」再考」                          二宮 美那子(滋賀大学)

「汪精衛の詩と詩論をめぐって」                   平田 昌司

◆第三十五回例会 2020年7月18日(土)

「張資平作品における時代病――男の肺結核、女のヒステリー」  祝 世潔(京都大学)

「空海の『三教指帰』について――辞賦の文体と密教思想の萌芽」 Nicholas Morrow Williams(香港大学)

「杜甫の作った冷麺――「槐葉冷淘」の詩について」                興膳 宏

◆第三十四回例会 2019年7月20日(土)

「爛柯説話「王質」の変容とその背景」                    伊藤 令子(京都大学)

「韓愈の天人観と先秦諸子の受容について」            鈴木 達明(愛知教育大学)

「漢字文化をめぐるハードとソフト」                   阿辻 哲次(漢検漢字文化研究所)

◆第三十三回例会 2018年7月28日(土)

「江戸時代における白話文学の読まれ方の一端『西廂記』を中心に」 楊 維公(京都大學)  

「近代中国における「自然人」の系譜について」            津守 陽(神戸市外国語大学)  

「杜甫における独善仙道と仏教への憧憬をめぐって        下定 雅弘(岡山大学 名誉教授)  

◆第三十二回例会 2017年7月22日(土)

「六言詩の韻律について――日中詩話を中心に」            蕭 振豪 (香港中文大學 )

「『詩界革命』再考――黄遵憲・梁啓超と明治漢詩の関わり――」    蔡 毅(南山大学)

「『文選』をめぐって」                        川合 康三( 國學院大學 )

◆第三十一回例会 2016年7月23日(土)

「琵琶曲啄木考――北宋文人の聴いた音楽――」          早川 太基(京都大学)

「神山の変容――崑崙山の描写を中心に――」           大野 圭介(富山大学)

「身と心――白居易『自戯三絶句』をめぐって考えたこと」       中原 健二(佛敎大学)

◆第三十回例会 2015年7月18日(土)

「鮑照の詩賦における街の描写」                 山本 浩史(京都大学)

「紹興宣卷と『太平宝卷』―上演・抄本・石印本―」        松家 裕子(追手門学院大学)

「枕の上の金詞をめぐって―夢と哀傷の系譜―」           高橋 文治(大阪大学)

◆第二十九回例会 2014年7月19日(土)

「顔真卿『懐素上人草書歌序』をめぐる疑問」            成田 健太郎(京都大学)

「『索隠述賛』の文体」                     谷口 匡(京都教育大学)

「小川環樹先生の漢詩――詩誌『雅友』による――」         深澤 一幸(大阪大学名誉教授)

◆第二十八回例会 2013年7月20日(土)

「『三幅書』について」                        山本 孝子(大阪大学)

「明代夢文化研究のパースペクティブ」             大平 桂一(大阪府立大学)

「傑作の理由―漢詩もまた編集である―(教員養成大学の授業より)」 亀山 朗(滋賀大学)

◆第二十七回例会 2012年7月14日(土)

「天台外典利用考―『兼名苑』所収の唐代初期の造字故事について―」  佐藤 礼子(京都大学)

「女性史/ジェンダー史と中国古典詩文研究」         野村 鮎子(奈良女子大学)

「邵雍「歓喜吟」をめぐって」                    森 博行(大阪大谷大学)

◆第二十六回例会 2011年7月23日(土)

「周作人のリチュアリズム」                    福嶋 亮大(京都大学)

「蛙の意象について」                        愛甲 弘志(京都女子大学)

「漢代における演劇の可能性」                  小南 一郎(龍谷大学)

◆第二十五回例会 2010年7月10日(土)

「劉楨詩論」                             猿渡 留理(京都大学)

「韋君宜から見た中国革命史再構築の試み――作家、編集者、革命家の視点から」 楠原 俊代(同志社大学)

「外交官 堀口九萬一の漢詩について」             西村 富美子

◆第二十四回例会 2009年7月11日(土)

「中唐における「吏隠」の展開」                  二宮 美那子(京都大学)

「美の独立と人の独立――王国維の哲学・文学論を通して」銭鴎(同志社大学)

「陸放翁研究余話」                         一海 知義

◆第二十三回例会 2008年7月14日(土)

「状元宰相の饒舌――文天祥『指南録』を読む」        稲垣 裕史(京都大学)

「校勘から生成論へ――宋代の詩文集注釈、特に蘇黄詩注における真蹟・石刻の活用をめぐって」 浅見 洋二(大阪大学)

「中華学人追憶」                          横山 弘

◆第二十二回例会 2007年7月14日(土)

「短打戯について」                         稲澤 夕子(京都大学)

「山野へのまなざし――六朝期、詩人の「個」とその表現をめぐって――」 原田 直枝(南山大学)

「郭璞「山海経図讃」と陶淵明「読山海経」詩」         興膳 宏

◆第二十一回例会 2006年7月29日(土)

「中唐の「回想」詩――その蛮夷描写をめぐって」        好川 聡(京都大学)

「盛唐辺塞詩と音楽」                        中 純子(天理大学)

「蘇軾断想」                             山本 和義

◆第二十回例会 2005年7月30日(土)

「高麗朝における中国学受容――「学蘇」と「学杜」をめぐって」 鄭 墡謨(京都大学)

「飛燕外伝の成立時期と作者について」            三枝 茂人(名古屋外国語大学)

「明嘉靖年間の黄善夫刊本史記模刻本について」      今鷹 眞

◆第十九回例会 2004年6月26日(土)

「鮑照詩の特異性」                        堂薗 淑子(京都大学)

「民国期小説の母親像」                     濱田 麻矢(神戸大学)

「記憶の中の吉川先生」                     筧 文生(立命館大学)

◆第十八回例会 2003年6月28日(土)

「沈従文の小説にみる「郷土」の形成」             津守 陽(京都大学)

「『史記』と漢代のものがたり」                  谷口 洋(奈良女子大学)

「古文家祝允明と鬼神」                      松村 昂

◆第十七回例会 2002年6月29日(土)

「姜太公封神考」                         尾崎 勤(京都大学)

「六朝の「好風景」」                        齋藤 希史(国文学研究資料館)

「唐代口語釈義拾遺-王梵志詩・寒山詩を中心にして-」   中鉢 雅量(名古屋外国語大学)

◆第十六回例会 2001年6月30日(土)

「模擬詩の変遷について――六朝から唐にかけて」     辛 夏寧(京都大学)

「清末という時代と三侠五義」                   上野 隆三(立命館大学)

「秦婦吟秀才の憂愁」                       雑喉 潤(名古屋芸術大学)

◆第十五回例会 2000年6月24日(土)

「歴史を書く人々」                         永田 知之(京都大学)

「風景再考」                             高津 孝(鹿児島大学)

「小説とその舞台――廃都と豊乳肥臀――」           吉田 富夫(仏教大学)

◆第十四回例会 1999年6月26日(土)

「元稹の女性に関する詩」                     姜 若冰(京都大学)

「劉禹錫詩の詩体の変化について」               下定 雅弘(帝塚山学院大学)

「初期世代の女子学生と中文研究室」             筧 久美子(奈良大学)

◆第十三回例会 1998年6月27日(土)

「翻訳劇の演目をめぐって-戦争勃発までの一九三〇年代を中心に-」   夏  嵐(京都大学)

「唐代楽府文学研究中的若干問題」               葛 暁音(東京大学・北京大学)

「色目詩人丁鶴年について」                   入谷 仙介

◆第十二回例会 1997年6月28日(土)

「訴訟のうた-呉聲・西曲について」                森田 浩一(京都大学)

「抓壮丁と文学」                          中 裕史(南山大学)

「白居易の杭州赴任-資料としての詩文-」           村上 哲見(奥羽大学)

◆第十一回例会 1996年6月29日(土)

「蘇軾の歸田と買田」                        湯浅 陽子(京都大学)

「温庭筠の美意識について」                   山本 敏雄(愛知教育大学)

「夔州を想う-杜甫研究餘論」                   黒川 洋一(大阪工業大学)

◆第十回例会 1995年6月24日(土)

「劉歆『上山海経表』をめぐって」                  大野 圭介(京都大学)

「唐代道教詩雑説」                          深沢 一幸

「漱石詩雑説」                            一海 知義

◆第九回例会 1994年6月25日(土)

「もうひとつの文筆説」                       幸福 香織(京都大学)

「講史小説はどのようにして作られたか」              小松 謙(京都府立大学)

「車王府曲本について」                      岩城 秀夫(佛教大学)

◆第八回例会 1993年7月3日(土)

「柳宋元の歴史観と唐代の史學」                 副島 一郎

「山人について」                           金 文京

「時には語言学家のように」                     尾崎 雄二郎

◆第七回例会 1992年7月11日(土)

「新時期文学における愛の諸相」                 三枝 裕美

「<瀟湘>考-瀟湘の所在と<瀟湘>文学の形成-」       戸崎 哲彦

◆第六回例会 1991年6月29日(土)

「凉山彝族の新文学」                       小門 典夫

「宋人と「悼亡」」                           中原 健二

「中国語を考える」                            田中 謙二

◆第五回例会 1990年6月23日(土)

「文采派の雜劇について」                     要木 純一

「現代文學のモダニズム」                     浅野 純一

講演:
「今日まで歩いてきた道」                      入矢 義高

◆第四回例会 1989年6月24日(土)

「後漢の宴席と挽歌」                        松家 裕子

「金元墓の孝子図と元曲」                      高橋 文治

講演:
「中国文学報創刊の頃」                      清水 茂

◆第三回例会 1988年6月25日(土)

「玉台新詠の思婦について」                     畑山 桂子

「贈答詩から窺える建安文学史(表現史)の一側面」      亀山 朗

講演:
「中国文学の昔話」                          小川 環樹

◆第二回例会 1987年6月20日(土)

「北朝文学から初唐文学へ-その基礎的検討」          道坂 昭廣

「大黄河見聞記-流域の人とくらし」                 後藤 多聞

◆第一回例会 1986年6月7日(土)

「山西中南部の戯曲文物とその研究状況の紹介」       赤松 紀彦

「題画詩より見た蘇東坡と黄山谷」                大野 修作

最終更新日2023/10/01

*中国語学中国文学専修の本ホームページは院生の力によって運営されています。
*情報には正確を期しておりますが、必ずしも最新の情報ではありません。
*正確な情報をお知りになりたい方は、文学研究科や本研究室へ直接お問い合わせ下さい。

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院生紹介 https://www.bun.kyoto-u.ac.jp/chinese_lang_lit/cll-students/ Tue, 31 Aug 2010 07:50:28 +0000 http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/?p=2632
  • 2023年度大学院生
  • 修士2回生
    笠井 健太郎
    歳森 雄太
    伍 晨曦

     

  • 博士1回生
    孫 楊洋

     

  • 博士2回生
    仲村 康太郎 中国書論史・中国書道史
    武 清陽

     

  • 博士3回生以上
    馮 心鶴
    三輪 大樹
    龔 麗坤

     

  • 人文学連携研究者
    黄 沈黙
    黄 詩琦

     

  • 大学院聴講生
    古勝 みち

    最終更新日 2023/10/01

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    研究室紹介 https://www.bun.kyoto-u.ac.jp/chinese_lang_lit/cll-intro/ Tue, 31 Aug 2010 07:32:42 +0000 http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/?p=2650 研究室紹介

    京都大学中国語学中国文学研究室は、1997年に新館へ引越して以来、新館7階711号室にあります。窓からは五山の送り火の「妙」「法」「舟形」を眺めることが出来る、眺望の良い研究室です。

    本研究室は、学部外や学外からの協力も得て授業が実施されています。学部生や院生は、毎年0~4人程度が新たに仲間に加わり、留学生は年によってまちまちですが、各地からやって来ます。学部生や院生は研究室の運営や中国文学会の開催に積極的に携わり、和気藹々とした雰囲気を保っています。

    【左写真】

    研究室の左右の壁には天井の梁まである本棚が並びます。こちらの本棚には中国語学・中国文学の基礎的な書物や工具書が収められています。

    主に学部生・院生は研究室で予習をし、分からない点や見たい文献があると、附属図書館や文学研究科図書館、人文科学研究所図書室、人文科学研究所附属東アジア人文情報学研究センター図書室などへ調べに行くことが多いです。

    【右写真】

    こちらは入り口ドアから向かって右側の本棚です。基本のキである四部叢刊、利用と経年劣化でボロボロになっている叢書集成、中国の方言研究文献、研究室発行の『中國文學報』や他大学からいただいた研究紀要などが所狭しと並べられています。

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    『中國文學報』既刊総目 https://www.bun.kyoto-u.ac.jp/chinese_lang_lit/cll-wenxuebao-bn/ Thu, 26 Aug 2010 08:27:27 +0000 http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/?p=2721 『中國文學報』既刊総目

    敬称は省略しております。字体が多少異なることがあります。誤記・脱落などございましたら中國文學報事務局までご連絡ください。

    第96冊~第81冊

    第80冊~第61冊

    第60冊~第41冊

    第40冊~第21冊

    第20冊~第1冊

    第96冊(2022年10月)
    書屛風の盛行と流傳:唐人詩文の媒體として 陸 穎瑤 1
    韓愈の天人觀について:天人好惡相異の説 鈴木 達明 33
    『水滸傳』副頭領盧俊義故事考 金 文京 62
    呉宓のヴァレリー受容と一九二〇年代アメリカ:モダン觀と詩の韻律觀の選擇をめぐって 黄 詩琦 79
    金樓子譯注(十六) 興膳 宏 117
    『管錐編』「文賦」譯注(二) 成田 健太郎 155

     

    第95冊(2022年4月)
    孟浩然の旅の詩:六朝「行旅」詩の流れをふまえて 二宮 美那子 1
    明末の異人唐汝詢とその唐詩注釋 靜永 健 32
    金樓子譯注(十五) 興膳 宏 53
    『管錐編』「文賦」譯注(一) 成田 健太郎 81
    書評 高橋文治著『元好問とその時代』 稻垣 裕史 101

     

    第94冊(2021年4月)
    詩で讀む傳奇:和刻本『蒲東崔張珠玉詩集』と江戶時代における西廂故事の傳わり方の可能性 楊 維公 1
    清末「詩界革命」起源の再檢討:黃遵憲・梁啓超と明治漢詩との關わり 蔡 毅 31
    張資平の戀愛小說と「病」 祝 世潔 55
    金樓子譯注(十四) 興膳 宏 83
    書評 永田知之著『理論と批評:古典中國の文學思潮』 和田 英信 114

     

    第93冊(2020年4月)
    黃遵憲『日本雜事詩』の改訂をめぐって 趙 偵宇 1
    「和刻三言」採錄篇に見える小說の評價について――施訓者の序を手掛かりに 宮本 陽佳 41
    金樓子譯注(十三) 興膳 宏 67
    書評 辛德勇著『中國印刷史研究』 高津 孝 112
    書評 下定雅弘・豐福健二編著『朝鮮漢詩古今名作選』 金 文京 138

     

    第92冊(2019年10月)
    慧遠「佛影銘」と謝靈運の山水詩──兩者の「佛影銘幷序」、及び謝詩「入華子崗是麻源第三谷」「從斤竹澗越嶺溪行」をめぐって── 堂薗 淑子 1
    元結の近體詩批判と「全聲」の思想 金 鑫 35
    「妙文」の「讀法」──江戸時代における『第六才子書』の讀まれ方── 楊 維公 61
    金樓子譯注(十二) 興膳 宏 95
    書評 種村和史著『詩經解釋學の繼承と變容──北宋詩經學を中心に據えて──』 大野 圭介 127

     

    第91冊(2018年10月)
    杜甫における仙境と仙道への憧憬 下定 雅弘 1
    蘇門の閑居における氣 湯淺 陽子 28
    日本傳存の石渠閣補刻本『忠義水滸傳』發見の經緯 小松 謙 54
    石渠閣補刻本『忠義水滸傳』の補刻の様相について 上原 究一
    荒木 達雄
    58
    『水滸傳』石渠閣補刻本本文の研究 小松 謙 112
    石渠閣補刻本『忠義水滸傳』の日本における受容の一側面            ―― 馬琴と北靜廬を手がかりに―― 孫 琳淨 155
    金樓子譯注(十一) 興膳 宏 186
    書評 嚴志雄著『牧齋初論集 ―― 詩文、生命、身後名』 大平 桂一 214

     

    第90冊(2018年4月)
    詩語「崑崙」の誕生 大野 圭介 1
    閉ざされた隱逸空間――庾信「小園賦」論―― 二宮 美那子 44
    唐代傳奇「枕中記」の”夢”と”異界”を巡る物語認識の變容
    ――『太平廣記』の分類を手がかりに――
    伊藤 令子 71
    金樓子譯注(十) 興膳 宏 104
    書評 平田昌司『文化制度和漢語史』 高津 孝 128

     

    第89冊(2017年10月)
    新しい聖人の書を目指して――學術の轉換期における『淮南子』―― 鈴木 達明 1
    自己を語る賦――班固「幽通賦」を中心に―― 釜谷 武志 29
    韓愈「孟東野を送る序」について――「不平」槪念の分析を中心として―― 伊崎 孝幸 56
    金樓子譯注(九) 興膳 宏 81

     

    第88冊(2016年10月)
    身と心――白居易「自戯三絶句」から見えるもの―― 中原 健二 1
    蘇軾における日常の音 中 純子 26
    愛という名のもとに――二〇世紀中國文學の少女像―― 濱田 麻矢 57
    金樓子譯注(八) 興膳 宏 79
    書評 竹田晃『柳宗元古文注釋――説・傳・騷・弔――』 谷口 匡 98
    書評 濱田麻矢・薛化元・梅家玲・唐顥芸編著『漂白の敍事 一九四〇年代東アジアにおける分裂と接觸』 石井 剛 116

     

    第87冊(2016年4月)
    雲を吹く風――「汾上驚秋」の解釋をめぐる和漢比較文學論攷―― 大谷 雅夫 1
    詩人の嗅覚――黄庭堅作品における「香」の表現―― 早川 太基 22
    沈従文のフェティシズム――髪のエクリチュールと身體化される〈都市/郷土〉―― 津守 陽 46
    金樓子譯注(七) 興膳 宏 89
    書評 宇佐美文理著『中國藝術理論史研究』 成田 健太郎 116

     

    第86冊(2015年10月)
    唐代の鮑謝 幸福 香織 1
    臨安の陸游――城の孤独―― 西岡 淳 39
    小川環樹先生の漢詩 深澤 一幸 57
    金樓子譯注(六) 興膳 宏 89
    紹介 デジタルアーカイブで漢籍を読む 木下 雅弘 105

     

    第85冊(2014年10月)
    六朝隋唐の音韻学・韻律論における「紐」 蕭 振豪 1
    雨中の花――陳與義の詠雨詩と杜甫(二)―― 緑川 英樹 28
    海を越えた唱和――龍楡生氏と吉川幸次郎・小川環樹両先生―― 深澤 一幸 55
    金樓子譯注(五) 興膳 宏 101
    書評 中國詩文研究会 松原朗編『生誕千三百年記念 杜甫研究論集』 遠藤 星希 140

     

    第84冊(2013年10月)
    耆夜の詩人某のこと 淺原 達郎 1
    呉郡から洛陽へ――西晋統一王朝における陸機・陸雲―― 戴 燕
    鈴木 詩織 譯
    10
    漢郊祀歌十九章譯注 横山 きのみ   西川 ゆみ    谷口 洋 35
    書評 林英徳著『《文選》與唐人詩歌創作』 富永 一登 129

     

    第83冊 杜甫誕生一千三百年特刊(2012年10月)
    杜甫と七言律詩――ことに拗體詩について―― 興膳 宏 1
    制御された逸脱――杜甫七言拗律論―― 平田 昌司 18
    杜甫の「貧しさ」をめぐって 川合 康三 35
    杜甫應酬詩小議 蒋 寅
    早川 太基 譯
    54
    杜甫の秦州詩 小南 一郎 75
    杜甫「詠懷古跡五首」之三――「王昭君」像の形成と白居易の繼承―― 西村 富美子 96
    記憶の再現――杜甫「江漢」を讀む―― ウィリアム・H・ニイハウザー・Jr.
    浅田 雅子・平田 昌司 譯
    111
    杜甫の仲人失敗について 深澤 一幸 128
    山人としての杜甫 金 文京 141
    杜甫の中の陶淵明 釜谷 武志 160
    雨の情景――陳與義の詠雨詩と杜甫―― 緑川 英樹 175
    春と無頼 中原 健二 200
    「杜甫遊春」の系譜――民間における杜甫像の形成―― 小松 謙 215
    朝鮮時代私家杜注考 張 伯偉
    山本 浩史 譯
    234

     

    第82冊(2012年4月)
    邵雍「歡喜吟」をめぐって 森 博行 1
    『夢林玄解』の成立―雲なす證言― 大平 桂一 36
    『董西廂』から『西廂記』への繼承―曲辭と構成の側面から― 土屋 育子 57
    金樓子譯注(四) 興膳 宏 112
    書評 岡田充博著『唐代小説「板橋三娘子」考―西と東の變驢變馬譚のなかで―』 赤井 益久 152
    書評 張伯偉著『作為方法的漢文化圈』 堀川 貴司 167

     

    第81冊(2011年10月)
    唐代園林連作詩考―王維「輞川集」を源として 二宮 美那子 1
    琉球本『人中畫』の成立―併せてそれが留める原刊本の姿について― 木津 祐子 36
    清朝宮廷大戲『鼎峙春秋』について―清朝宮廷における三國志劇― 小松 謙 58
    金樓子譯注(三) 興膳 宏 130
    紹介 韓國の中國學研究の現状紹介 金 文京 171

    第80冊~第61冊

     

    第80冊(2011年4月)
    敍述形式からみた太公書『六稲』の成立について 鈴木 達明 1
    朱敦儒の詞にあらわれた邵雍 森 博行 25
    「社會的」な個の誕生―胡適の自傳および傳記について― 福嶋 亮大 48
    金樓子譯注(二) 興膳 宏 73
    書評 張天弓著『張天弓先唐書學考辨文集』 成田 健太郎 113
    書評 芳村弘道編『十抄詩・夾注名賢十抄詩』 金 程宇 127
    書評 洪本健校箋『歐陽脩詩文集校箋』 東 英壽 142

     

     

    第79冊(2010年4月)
    風に運ばれる音―李白の詩にみえる音樂のイメージ― 中 純子 1
    梁山泊物語の成立について―『水滸傳』成立前史― 小松 謙 25
    二つの『指南録』自序 稲垣 裕史 50
    金樓子譯注(一) 興膳 宏 73
    書評 李浩著『唐代三大地域文學士族研究(増訂本)』 齋藤 茂 113
    紹介 覺え書―青木正児博士の畫― 都留 春雄 180

     

    第78冊(2009年10月)
    『史記』にみえる秦末漢初の歌と傳說-荊軻・項羽・劉邦・呂后をめぐる歌物語- 谷口 洋 1
    前には奢香有りて後には良玉
    -明代西南女土司の女性民族英雄、構築されるそのイメージ-
    胡 曉眞
    木下雅弘譯
    54
    翻譯と出版からみた中國における外國戲曲の受容 夏 嵐 91
    郭沫若におけるキリスト教の受容
    -小説『落葉』からみえるもの-
    中 裕史 118
    中國小説史略考證 第二十九 序跋及補訂 中島 長文 136
    書評 横山伊勢雄著『宋代文人の詩と詩論』 淺見 洋二 181

     

    第77冊(2009年4月)
    〈筆勢〉の生れるところ-魏晉より唐初に至る書論を中心に- 成田 健太郎 1
    王維詩に見られる空間意識 張 紅
    二宮美那子譯
    31
    詩に語られた「現代史」
    -兪徳鄰「京口遣懷 張彦明 劉伯宣郎中并びに諸友に呈す一百韻」に見る歴史敍述-
    稻垣 裕史 54
    中國小説史略考證 第二十八 中島 長文 79
    書評 安藤信廣著『庾信と六朝文學』 原田 直枝 127

     

     

    第76冊(2008年10月)
    楚地出土簡帛資料に現れる定型押韻句について 鈴木 達明 1
    嵇康の「聲無哀樂論」について 宍戸 友紀 28
    人境の自然-陶淵明における自然の新意- 蔡  瑜
    成田健太郎譯
    62
    元稹の異文化認識-白居易との應酬を中心に- 好川 聰 106
    中國小説史略考證 第二十七 中島 長文 147
    書評 周勛初著・高津孝譯『中國古典文學批評史』 興膳 宏 180

     

    第75册(2008年4月)
    漢代樂府と五言詩、七言詩の登場 楊 合林
    青山剛一郎譯
    1
    陶淵明「讀山海經」詩の西王母像 興膳 宏 31
    杜牧の詠物詩 伊崎 孝幸 57
    『飛燕外傳』成書年代・作者考 三枝 茂人 88
    清代通俗文藝におけるジャンルの影響力–敵役竇爾墩の事例から 稻澤 夕子 134
    中國小説史略考證 第二十六 中嶋 長文 163
    書評 中島隆博『殘響の中國哲學–言語と政治』 鈴木 達明 195
    書評 芳村弘道著『唐代の詩人と文獻研究』 植木 久行 210
    紹介 近年の中國古典文學研究に關する一見解 張 伯偉
    稻垣 裕史譯
    237

     

     

    第74册(2007年10月)
    詩經から漢魏六朝の敍事詩における頂眞格
    ―形式及び語りの機能の發展を中心に
    林 宗正
    二宮美那子譯
    1
    『三國志演義』の成立と展開について–嘉靖本と葉逢春本を手がかりに 小松 謙 29
    中國小説史略考證 第二十五 中嶋 長文 66
    高麗朝における蘇東坡受容の樣相
    ―使臣往來と蘇東坡詩文集の傳來を中心に
    鄭 墡謨 99
    書評 村上哲見著『宋詞研究 南宋篇』 内山 精也 139

     

     

    第73册(2007年4月)
    「形」についての小考 宇佐美 文理 1
    白居易「池上篇并序」論–あわせて自適の空間を定義する幾つかの表現について 二宮 美那子 14
    晩唐の詠物詩 伊崎 孝幸 39
    元代江南における詞樂の傳承 中原 健二 74
    書評 石觀海著『宮體詩派研究』 胡大雷著『宮體詩研究』 歸青著『南朝宮體詩研究』 原田 直枝 110

     

    第72册(2006年10月)
    「石室」の詩をめぐって–謝靈運・鮑照山水詩の比較 堂薗 淑子 1
    涼州詞と涼州曲–唐代邊塞音樂管見 中 純子 25
    張懷瓘『書斷』の書體論 成田 健太郎 54
    蠻夷の光景―中唐の異文化受容史 好川 聰 87
    書評  Tze-lan D.Sang. The Emerging lesbian: female same-sex desire in modern China 濱田 麻矢 117
    紹介 國際辭賦學學術研討會について―あわせて辭賦研究の動向にふれて 谷口 洋 127

     

     

    第71册(2006年4月)
    「江南は瘴癘の地」そして故郷は―隋の孫萬壽の詩を手がかりとして 原田 直枝 1
    邵雍の詩にあらわれた養生術
    ―「二十五日、韻に依り左藏呉傳正寺丞に贈らるるに和す」詩を中心に
    森 博行 25
    黄遵憲と日本漢詩 蔡 毅 50
    文學史の視野のなかの「大學についての『語り』」 陳 平原
    鈴木達明譯
    78
    書評 高木重俊著『初唐文學論』 道坂 昭廣 105

     

    第70册(2005年10月)
    「悲劇の星雲」との格鬪―文學としての『史記』研究序説― 谷口 洋 1
    東方朔から孫悟空へ 氏岡 眞士 34
    義堂周信の杜甫受容について 尚 永亮
    愛甲 弘志譯
    84
    書評 加藤國安著『越境する庾信―その軌跡と詩的表現』 稻垣 裕史 106
    紹介 本邦漢籍目録圖録及び解題編書目 附本邦漢籍目録書目補遺並びに追加 山口 謠司 126

     

    第69册(2005年4月)
    六朝の謝啓について 道坂昭廣 1
    晩唐の詠史詩 伊崎孝幸 46
    或る女性の影―周作人の文學的出發― 森雅子 79
    「不朽」の修辭學―胡適・コスモポリタニズム・白話詩― 福嶋亮大 119
    高麗朝における杜詩受容―李奎報を中心として― 鄭墡謨 154
    書評 赤井益久著『中唐詩壇の研究』 愛甲 弘志 179
    書評 衣若芬著『觀看・敍述・審美―唐宋題畫文學論集』 淺見 洋二 201
    紹介 中國における唐代文學研究のいくつかの状況について 董乃斌
    愛甲 弘志譯
    215

     

     

    第68册(2004年10月)
    蒼梧考 大野圭介 1
    『隋書』文學傳の人びと―隋代の南朝由來の文人たちをめぐって― 原田直枝 35
    山水畫のテキスト化―『永州八記』を例とした一分析― 梁敏兒
    津守陽譯
    57
    弘治本西廂記について 土屋育子 97
    書評 宮崎法子著『花鳥・山水畫を讀み解く―中國繪畫の意味―』 西村富美子 121
    紹介 本邦漢籍目録書目 山口謠司 134

     

     

    第67册(2004年4月)
    李德裕と平泉莊 二宮美那子 1
    人生識字憂患始―中國讀書人の憂愁― 川合康三 40
    汪元量の「湖州歌」九十八首について 稻垣裕史 58
    書評 松原 朗著『中國離別詩の成立』 川合康三 100
    書評 竹村 則行著『楊貴妃文學史研究』 駱玉明 108

     

     

    第66冊(2003年4月)
    語り得ぬものへのことば-荘子における言語問題と言説への意識について- 鈴木 達明 1
    田園と時間-陶淵明「歸去來兮辭」論- 渡邉 登紀 31
    文學言語としての「看」と六朝詩歌-意味の變遷と唐詩への流れ- 堂薗 淑子 58
    『聖諭』宣講-教化のためのことば 木津 祐子 85
    書評 大木康著『馮夢龍『山歌』の研究-中國明代の通俗歌謠』 伊藤 德子 109

     

     

    第65冊(2002年10月)
    唐宋古文における「氣」の説と「雄健」の風 副島 一郎 1
    文字之樂 -梅堯臣晩年の唱和活動と「樂」の共同體- 緑川 英樹 32
    『水滸傳』成立考  -語彙とテクニカル・タームからのアプローチ- 高野 陽子
    小松 謙
    92
    書評 筧文生著『唐宋文學論考』 孫 昌武
    緑川英樹譯
    148

     

     

    第64冊(2002年4月)
    詩人と傳記作家 -盧藏用が抱いた文學觀と陳子昻の形象化- 永田 知之 1
    元結の敍景と敍情 好川 聰 34
    『水滸傳』成立考-内容面からのアプローチ 小松 謙 66
    書評 佐竹保子『西晉文學論-玄學の影と形似の曙-』 青山 剛一郎 95
    書評 賈晉華『唐代集會總集與詩人群研究』 齋藤 茂 105

     

     

    第63冊(2001年10月)
    評點遡源 張 伯偉
    齋藤 希史譯
    1
    擬古詩の變遷について -陸機から李白まで- 辛 夏寧 68
    成熟と老いの詩學認識 -杜甫から歐・梅まで- 緑川 英樹 101
    書評 田仲一成『明清の戲曲』 高橋 文治 149

     

     

    第62冊(2001年4月)
    「三閭大夫」考 -あわせて楚國公族の興衰について- 李 零
    平田 昌司譯
    1
    峴山の涙 -羊祜「堕涙碑」の繼承 川合 康三 29
    音の傳承 -唐代における樂譜と樂人- 中 純子 50
    朱子語類論文篇譯注(八) 興膳 宏
    木津祐子
    齋藤希史
    75
    書評 松本肇著『唐宋文學』 五 皓
    川合 康三
    西上 勝
    淺見 洋二
    乾 源俊
    和田 英信
    97

     

     

    第61冊(2000年10月)
    「歸去來兮辭」の「辭」について 釜谷 武志 1
    謝靈運の山居 -〈居〉の文學(二) 齋藤 希史 19
    韓愈・孟郊「城南聯句」初探 川合 康三 48
    我與漢語方言 李 如龍 81
    朱子語類論文篇譯注(七) 興膳 宏
    木津 祐子
    齋藤 希史
    92
    紹介 アメリカにおける中國古典詩の研究
    -一九六二年から一九九六年まで-第二部(下)
    ウィリアム・H・ニイハウザーJr
    川合 康三譯
    111

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    第60冊~第41冊

     

    第60冊(2000年4月)
    詩的言語としての知覺動詞  -陶淵明と謝靈運の詩から- 堂薗 淑子 1
    中國話劇史上の翻譯劇とその上演     -戦時中及びその後の場合- 夏 嵐 37
    朱子語類論文篇譯注(六) 興膳 宏
    木津 祐子
    齋藤 希史
    65
    書評 岡村繁『文選研究』 富永 一登 82
    紹介 八十年來中國寒山詩的整理和研究 羅 時進 116
    アメリカにおける中國古典詩の研究
    -一九六二年から一九九六年まで-第二部(中)
    ウィリアム・H・ニイハウザーJr
    川合 康三譯
    142

     

    第59冊(1999年10月)
    「郭璞」説話の形成 大平 幸代 1
    贈内詩の流れと元槇 姜 若冰 34
    蘇軾の詩における佛典受容について
    -『維摩經』『楞嚴經』を中心に-
    湯淺 陽子 63
    鄭鎭孫と『直説通略』(下) 宮 紀子 99
    『殺夫』論 津守 陽 133
    朱子語類論文篇譯注(五) 興膳 宏
    木津 祐子
    齋藤 希史
    162
    書評 桐島薫子『晩唐詩人考- 李商隱・温庭筠・杜牧の比較と考察-』 愛甲 弘志 176
    紹介 アメリカにおける中國古典詩の研究
    ―一九六二年から一九九六年まで-第二部(上)
    ウィリアム・H・ニイハウザーJr
    川合 康三譯
    185

     

    第58冊(1999年4月)
    疾踪する逸民 -郭璞「江賦」の敍法 佐竹 保子 1
    元雜劇の祭祀的演目について 小松 謙 27
    鄭鎭孫と『直説通略』(上) 宮 紀子 46
    目の文學革命・耳の文學革命
    -一九二十年代中國における聽覺メディアと「國語」の實驗-
    平田昌司 75
    朱子語類論文篇譯注(四) 興膳 宏
    木津祐子
    齋藤希史
    115
    書評 謝思煒『白居易集綜論』 下定 雅弘 141
    紹介 近十年のフランスにおける中國文學研究の發展(下) フランソワ・マルタン
    興膳 宏譯
    166

     

     

    第57冊(1998年10月)
    妖道與妖術-小説、歴史與現實中的道敎批判- 葛 兆光 1
    蟬の詩に見る詩の轉變 川合 康三 27
    陸雲與兄平原書箋注(二則) 戴 燕 56
    何遜詩の風景 -謝脁詩との比較- 堂薗 淑子 65
    朱子語類論文篇譯注(三) 興膳 宏
    木津 祐子
    齋藤 希史
    119
    紹介 近十年のフランスにおける中國文學研究の發展(上) フランソワ・マルタン
    興膳 宏譯
    121

     

     

    第56冊(1998年4月)
    『史記』における二人稱代名詞の特徴について 今鷹 眞 1
    『孝經直解』の出版とその時代 宮 紀子 20
    『五代史平話』のゆくえ    -講史の運命- 氏岡 眞士 58
    廚川白村與中國現代文學裏的神秘主義 梁 敏兒 86
    朱子語類論文篇譯(二) 興膳 宏
    木津 祐子
    齋藤 希史
    119
    書評:中里見 敬『中國小説の物語論的研究』 金 文京 147
    紹介  アメリカにおける中國古典詩の研究
    -一九六二年から一九九六年まで-第一部(下)
    ウィリアム・H・ニイハウザーJr
    川合 康三譯
    158

     

     

    第55冊(1997年10月)
    唐代詩論の展開における皎然詩式 興膳 宏 1
    歸有光の文學 -所謂「唐宋派」の再檢討- 田口 一郎 21
    淸詩話佚書考 蒋寅 61
    羅振玉・王國維と明治日本學界との出會い
    -『農學報』・東文學社時代をめぐって
    錢鷗 84
    朱子語類論文篇譯注(一) 興膳 宏
    木津 祐子
    齋藤 希史
    127
    紹介 アメリカにおける中國古典詩の研究
    -一九六二年から一九九六年まで-第一部(上)
    ウィリアム・H・ニイハウザーJr
    川合 康三譯
    152

     

     

    第54冊(1997年4月)
    初唐の「序」について 道坂 昭廣 1
    蘇軾の歸田と買田 湯淺 陽子 36
    論廢名小説《橋》的詩化特徴 呉 曉東 70
    「洋場」の「洋人」 -張愛玲小説の外國人- 濱田 麻矢 83
    朱子語類讀書法篇譯注(七) 興膳 宏
    木津 祐子
    齋藤 希史
    109
    書評:川合康三著『中國の自傳文學』 吉川 忠夫 126

     

     

    第53冊(1996年10月)
    うたげのうた 川合 康三 1
    陸機と「楚」 -聲律意識の形成について- 木津 祐子 32
    庾信の碑傳文 原田 直枝 52
    廚川白村與中國現代作家 梁 敏兒 90
    朱子語類讀書法篇譯注(六) 興膳 宏
    木津 祐子
    齋藤 希史
    109
    書評 田中一成『中國巫系演劇研究』 金 文京 144

     

     

    第52冊(1996年4月)
    靑銅鼎與錯金壺 -道敎語言在中晩唐詩歌中的使用- 葛 兆光 1
    陸雲的“用思困人”及其他 戴 燕 23
    『文心雕龍』事類篇箚記 幸福 香織 37
    蘇軾の觀物 湯淺 陽子 47
    『殘唐五代演義』への道    -小説と講史- 氏岡 眞士 77
    朱子語類讀書法篇譯注(五) 興膳 宏
    木津 祐子
    齋藤 希史
    104
    書評 夏傳才『詩經研究史?要』 大野 圭介 126
    書評 田本相主編『中國現代比較戲劇史』 夏 嵐 134

     

     

    第51冊(1995年10月)
    劉歆 「上山海經表」をめぐって 大野圭介 1
    關於〈吟窗雜録〉及其版本問題(附校記) 張 少康 28
    李夢陽詩論 松村 昂 69
    話劇史における飜譯劇とその上演    -一九三〇年までの場合- 夏 嵐 116
    朱子語類讀書法篇譯注(四) 興膳 宏
    木津 祐子
    齋藤 希史
    148
    書評 程章燦『魏晉南北朝賦史』 原田 直枝 172

     

     

    第50册 記念號(1995年4月)
    語から説へ -中國における「小説」の起源をめぐって- 小南 一郞 1
    文學と消憂 -魏晉時代まで- 釜谷 武志 10
    「孔雀東南飛」の背景 松家 裕子 21
    美としての樂へ -「文賦」における音- 木津 祐子 32
    唐代小説史における根本説一切有部律 平田 昌司 44
    終南山の變容 -盛唐から中唐へ- 川合康三 55
    皎然詩式の構造と理論 興膳 宏 68
    「王昭君變文」考 金 文京 81
    張協状元戲文について 赤松 紀彦 97
    屈大均の詞 淸水 茂 108
    黄遵憲と宮島誠一郞 -日・淸政府の官僚文人交遊の一軌跡- 筧 久美子 118
    雜誌『紅黑』 吉田 富夫 130
    何其芳の永恆  -「花環」と「扇」を中心に- 中 裕史 139
    漱石詩六則 一海 知義 148
    朱子語類讀書法篇譯注(三) 興膳 宏
    木津 祐子
    齋藤 希史
    158

     

     

    第49册 (1994年10月)
    もう一つの文筆説 -「筆」をめぐる試論- 幸福 香織 1
    後漢における「設論」の變質と解體 谷口 洋 28
    「哀江南賦」論 -鋪陳に於ける時間 - 原田 直枝 58
    京都時代の王國維と鈴木虎雄(附:鈴木虎雄宛の王國維未發表書簡) 錢 鷗 90
    朱子語類讀書法篇譯注(二) 興膳 宏
    木津 祐子
    齋藤 希史
    119
    書評 M・A・フラー著『東坡への道-蘇軾の詩境の發展』 湯淺 陽子 153
    書評 丸尾常喜『魯迅「人」「鬼」の葛藤』 山田 敬三 165

     

     

    第48册 (1994年4月)
    杜詩における「陶謝」 -「眞」字を手がかりに- 森 博行 1
    白居易の制誥の新體と舊體について 周 雲喬 35
    蘇軾の吏隠 -密州知事時代を中心に- 湯淺 陽子 63
    「林譯小説」前的飜譯小説 李 慶國 94
    朱子語類讀書法篇譯注(一) 興膳 宏
    木津 祐子
    齋藤 希史
    109
    書評 太田次男著『中唐文人考-韓愈・柳宋元・白居易』 筧 文生 139
    紹介 中國における書論研究の現状と課題 大野 修作 148

     

     

    第47册 (1993年10月)
    劉楨贈答詩論 龜山 朗 1
    詩品から詩話へ 興膳 宏 31
    詩人と妻 -中唐士大夫意識の一斷面 中原 健二 64
    宋人の見た柳宋元 副島 一郎 103
    書評 蒋寅著『大暦詩風』 赤井 益久 146
    紹介 京都における羅振玉と王國維の寓居 錢 鷗 156

     

    第46册 (1993年4月)
    殷周開國の神話と「神代史」 大野 圭介 1
    陸機賦論探微 曹 虹 38
    論鍾嶸《詩品》的思想基礎 張 伯偉 50
    蘇軾の自然描寫 -杭州通判期の詩をめぐって- 湯淺 陽子 68
    新時期文學における愛の諸相 三枝 裕美 99
    書評 V・H・メイヤー著『唐代變文-中國俗文學形成への佛敎の貢獻』 小南 一郎 134
    紹介 中國四川國際文化研討會 -中國における『三國演義』の研究動向- 上野 隆三 144

     

     

    第45册 (1992年10月)
    落英(下) -早年讀書生活的回憶- 魯 國堯 1
    中國古代的詩論和畫論 張 少康 23
    揚雄の「解嘲」をめぐって -「設論」の文學ジャンルとしての成熟と變質 谷口 洋 32
    填詞への目覺め -白居易杭州刺史時期の文學的意味 中 純子 76
    書評 瞿蛻園『劉禹錫集箋證』三分冊 齋藤 茂 106
    書評 アンドレ・レヴィ著『中國古典文學』 興膳 宏 115
    紹介 中國における一九八〇年以降の鍾嶸《詩品》研究概觀(二) 淸水 凱夫 123

     

     

    第44册 (1992年4月)
    落英(上) -早年讀書生活的回想- 魯 國堯 1
    潘岳「西征賦」攷 原田 直枝 22
    月明の中の李白 興膳 宏 60
    詩は世界を創るか -中唐における詩と造物 川合 康三 92
    書評 D・R・コネクタス譯『文選』第一卷・第二卷 齋藤 希史
    谷口 洋
    原田 直枝
    120
    紹介 中國における一九八〇年以降の鍾嶸《詩品》研究概觀(一) 淸水 凱夫 137

     

    第43册 (1991年4月)
    「客難」をめぐって 谷口 洋 1
    同時代人の見た楊貴妃 -李白・杜甫の詩歌における比擬表現を中心にして 戸崎 哲彦 52
    躍動する精神(續) -王國維の史學について 井波 陵一 86
    書評 入谷仙介注『賴山陽・梁川星巖』
    黑川洋一注『菅茶山・六如』
    揖斐高注『市川寛齋・大窪詩佛』
    淸水 茂 126
    書評 王運熙・楊明著『魏晉南北朝文學批評史』 釜谷 武志 133
    紹介 丁玲の故郷を訪ねて -湖南省臨灃、常德、桃源、長沙 三枝 裕美 142

     

     

    第42册 (1990年10月)
    抒情的五言詩の成立について 松家 裕子 1
    建安年間後期の曹植の<贈答詩>について 龜山 朗 30
    <居>の文學 -六朝山水/隱逸文學への一視座 齋藤 希史 61
    楊誠齋の詩 西岡 淳 93
    躍動する精神 -王國維の文學理論について 井波 陵一 120
    書評 田仲一成『中國祭祀演劇研究』『中國の宗族と演劇』『中國郷村祭祀研究 地方劇の環境』 小松 謙
    金 文京
    150

     

     

    第41册 (1990年4月)
    枯れ木にさく詩 -詩的イメージの一系譜- 興膳 宏 1
    徘徊と逍遙 -阮籍「詠懷詩」の一考察- 森田 浩一 40
    韓愈と白居易 -對立と融和 川合 康三 66
    李劼人の成都描寫 中 裕史 101
    書評 朱金城『白居易集箋校』 太田 次男 129
    書評 井上泰山・大木康・金文京・氷上正・古屋昭弘共著『花關關索傳の研究』 上野 隆三 147

     

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    第40冊~第21冊

     

    第40冊(1989年10月)
    淸水 茂敎授著作目録
    いくつかの敦煌文獻にもとづく後期道敎の諸相 ミシェル・スワミエ
    興膳 宏 譯
    1
    漢魏六朝における「銘」 釜谷武志 16
    『劍南詩稿』に於ける詩人像 -「狂」の詩人陸放翁 西岡 淳 47
    呉梅村硏究(後篇) 小松 謙 76
    茅盾の性慾描寫論と『蝕』『野薔薇』における性愛 三枝 茂人 126
    書評 V・H・メイヤー著
    『四人の詠懷詩人-阮籍・陳子昂・張九齢・李白による連作詩集の索引-』
    道坂 昭廣 156
    紹介 湖北省三國關係遺跡 上野 隆三 167

     

    第39冊(1988年10月)
    鳳凰とフェニックス ジャン-ピエール・ディエニィ 1
    「陌上桑」をめぐって 松家 裕子 18
    潘岳「悼亡詩」論 齋藤 希史 47
    王維與錢起 馬 曉地 75
    呉梅村硏究(前篇) 小松 謙 97
    書評 アン・バーレル譯『玉臺新詠』 畑山 桂子 151
    書評 『葛雲文璇奎博士華甲紀年論文集』 沈 慶昊 160

     

    第38册 (1987年10月)
    柳宋元と中唐の佛敎 戸崎 哲彦 1
    元雜劇の開場について 小松 謙 54
    『三國演技における趙雲像』 上野 隆三 86
    論王漁洋《秋柳》詩之朦朧美 馬 曉地 115
    袁枚「性靈説」乃其與其他詩派的關係 李 鋭淸 126
    書評 ロナルド・C・ミャオ『中國中世前期の詩歌――王粲(一七七-二一七)の生涯と詩歌』 蒲 豐彦 146
    書評 J・T・ウィクステッド譯注 元好問『論詩絕句』 高橋 文治 154

     

    第37冊(1986年10月)
    中國古代文學理論的民族特點 張 少康 1
    小説戲曲在明代文學史上的地位 王 利器 19
    隋の煬帝について――その詩に關する一考察―― 道坂 昭廣 24
    李氏朝鮮における杜甫詩集の刋行について 沈 慶昊 51
    『聊齋志異』の會話表現について 岡本 不二明 94
    書評 福建師範大學中文系古典文学敎研室選注『淸詩選』 松村 昻 123
    紹介 中國社會科學院文學研究所 薛 智 146
    紹介 山西中南部の戲曲文物とその硏究 赤松 紀彦 155

     

    第36冊(1985年10月)
    中國古代詩歌的比興和想像 周 祖謨 1
    五言詩起源於婦女文學考 呉 世昌 7
    陳子昻「感遇」詩三十八首の世界 森 博行 15
    柳宋元の明道文學-陸淳の春秋學との關係 戸崎 哲彦 47
    瞿秋白と初期左聯 淺野 純一 81
    書評 張錫厚校輯『王梵志詩校輯』 松尾 良樹 110
    書評 蕭鳳『蕭紅傳』 岡田 英樹 121

     

    第35册 (1983年10月)
    「論衡」に於ける意・數・體 小池 一郎 1
    釋「放蕩」-兼論六朝文風 鄧 仕樑 37
    西遊記の成立 中鉢 雅量 54
    書評 小西昇『小西昇中國文學論集 漢代樂府謝靈運詩論集』 矢淵 孝良 91
    書評 孫昌武『柳宋元傳論』 戸崎 哲彦 101
    書評 李厚基・韓海明『人鬼狐妖的藝術世界-《聊齋志異》散論(附選注百篇)』 岡本 不二明 112

     

    第34冊(1982年10月)
    金末の士風と元曲 高橋 文治 1
    汗衫記劇について ――元刋本・明抄本と明刋本―― 赤松 紀彦 36
    『賺蒯通』雜劇の構造について 小松 謙 69
    書評 武部利男譯『白樂天詩集』 西村 富美子 102
    書評 張國光『《水滸》與金聖嘆硏究』 中鉢 雅量 116
    紹介 紅學界の現狀簡介 井波 陵一 123

     

    第33冊(1981年10月)
    李賀と比喩 川合 康三 1
    朱熹「楚辭集注」攷 小南 一郞 32
    王世貞悔作巵言說辨 顔 婉雲 83
    端木蕻良の文學に於けるトルストイの影響 村田 裕子 91
    書評 松浦友久『詩語の諸相-唐詩ノート-』 山本 敏雄 124
    書評 王康『聞一多傳』 楠原 俊代 132

     

    第32册 (1980年10月)
    中國古代文學之比較研究 饒 宗頣 1
    [附論]サンスクリットの四つの流母音R、-R、L、-Lとその中國文學への影響 饒 宗頣
    金 文京 譯
    37
    元稹の夢についての考察 高橋 美千子 47
    小說「李娃傳」の劇化-「曲江池」と「繍襦記」- 金 文京 74
    隋書經籍志序譯註(七) 興膳 宏
    川合 康三
    116
    書評 林田愼之助『中國中世文學批評史』 釜谷 武志 135
    書評 中國社會科學院文學研究所『唐詩選』 淸水 茂 148

     

    第31冊(1980年4月)
    漢魏詩における寓意的自然描寫――曹植「吁嗟篇」を中心に―― 龜山 朗 1
    六朝模擬詩小考 衣川 賢次 29
    文學批評家としての錢謙益 吉川 幸次郎 64
    隋書經籍志序譯註(六) 興膳 宏
    川合 康三
    90

     

    第30冊(1979年4月)
    謝脁詩論 井波 律子 1
    晩唐詩の「夢」――李商隱と杜牧の一側面―― 松岡 秀明 45
    《紅樓夢》-その内なる軋み 小濱 陵一 74
    隋書經籍志序譯註(五) 興膳 宏
    川合 康三
    105
    書評 高木正一譯註『鍾嶸詩品』 釜谷 武志 136
    書評 平野顯照『唐代文學と佛敎の研究』 筧 文生 143

     

    第29册 (1978年4月)
    帛書老子文體考 小池 一郎 1
    王粲詩について 下定 雅弘 46
    阮籍の飛翔 川合 康三 82
    隋書經籍志序譯注(四) 興膳 宏
    川合 康三
    101
    書評 デイヴィッド・ホークス譯 曹雪芹《石頭記》 小濱 陵一 130
    書評 魯迅撰
    『中國人民解放軍五一一〇一部隊理論組』註
    《吶喊》魯迅撰『天津碱廠工人理論組・南開大學中文系』註《彷徨》
    黎 活仁 144

     

    第28冊(1977年10月)
    陸雲「兄への書簡」-その文學論的考察- 釜谷 武志 1
    玉川子の詩 井口 孝 32
    「隱」「秀」表現の知覺言語的檢討――宋代詩話を中心に―― 岡本 不二明 71
    隋書經籍志序譯註(三) 興膳 宏
    川合 康三
    112
    書評 吉川幸次郎『讀書の學』――フランス文學の一讀者による紹介と感想―― 中川 久定 143
    『李白硏究――抒情の構造』補稿-武部利男氏の書評に答える- 松浦 友久 158

     

    第27冊(1977年4月)
    江淹「雜體詩」三十首について 森 博行 1
    杜甫「又呈呉郎」の詩について――「卽防遠客雖多事、便疏挿籬却甚眞」―― 黑川 洋一 36
    蘇東坡書簡の傳來と東坡集諸本の系譜について 村上 哲見 51
    隋書經籍志序譯註(二) 興膳 宏
    川合 康三
    88
    書評 高木正一譯註『鍾嶸詩品』 釜谷 武志 136
    書評 入谷仙介「王維研究」 井口 孝 121
    書評 松浦友久「李白研究-抒情の構造-」 武部 利男 129
    書評 村上哲見「宗詞研究」(唐五代北宋篇) 中原 健二 134

     

    第26册 (1976年4月)
    白仁甫の文學 金 文京 1
    林黛玉論――日常的解體を越えんとして―― 小濱 陵一 44
    魯迅と厨川白村 楠原 俊代 79
    書評 シリル・バーチ『中國文學の諸ジャンルの研究』 108
    書評 陳世驤「詩經、その中國の文學の歴史及び詩學における特質的意義」 前山 愼太郎 108
    書評 デイヴィッド・ホークス「女神の探究」 平田 昌司 111
    書評 ハンス・H・フランケル「樂府詩」 小池 一郎 115
    書評 ジェームズ・R・ハイタワー「陶潜詩の典故」 矢淵 孝良 122
    書評 劉若愚「『詞』の文學的特質」趙葉嘉瑩「呉文英の『詞』-現代的な視點から 高橋 文治 125
    書評 ジェームズ・I・クランプ「元曲の傳統と技巧」 川口 伸 130
    書評 シリル・バーチ「明代傳奇に關する若干の問題と方法」 金 文京 133
    書評 ヤロスラフ・プルシェク「瓦子 -民間文藝の搖籃期」 阿辻 哲次 138
    書評 パトリック・ハナン「中國短篇小說の早期-その概括的批評理論」 山崎 康子 141
    書評 夏志淸「軍記物語:中國小說の一様式」 小濱 陵一 144

     

    第25冊(1975年4月)
    詩經の新古層辨別の一標準 高田 時雄 1
    魏・晉詩における「夕日」について 森 博行 11
    柳永詞について――その艶詞に關する一考察―― 中原 健二 33
    隋書經籍志序譯註(一) 興膳 宏
    川合 康三
    57
    書評 岡村繁『陶淵明 世俗と超俗』 矢淵 孝良 90
    書評 小田嶽夫『郁達夫傳――その詩と愛と日本』 永島 廉司 96

     

    第24冊(1974年10月)
    「暮れる」ということ――古代詩の時間意識―― 小池 一郎 1
    阮瑀の五言詩について 下定 雅弘 22
    韋應物の歌行 深澤 一幸 48
    李商隱の戀愛詩 川合 康三 75
    書評 F・テーケイ「中國の悲歌の誕生――屈原とその時代」 井波 律子 101
    書評 ペンギンの中國詩の英譯 バートン・ワトソン 107
    書評 章士釗「柳文指要」 筧 文生 111

     

    第23册 (1972年10月)
    曹操論 井波 律子 1
    南朝の戀歌 小南 一郎 28
    李白の作詩の年代 小川 環樹 55
    李賀とその詩 川合 康三 65
    書評 前野直彬「唐代の詩人達」 淸水 茂 82
    書評 郭沫若「李白與杜甫」 筧 久美子 86
    書評 金岡照光「敦煌出土文學文獻分類目錄」「敦煌の文學」 入矢 義高 93

     

    第22冊(1968年4月)
    陸庾連珠小考 横山 弘 1
    柳宗元の文學作品に見る合理主義的側面と非合理的側面の交錯 松村 眞治 30
    「隨園詩話」の世界 松村 昂 57
    書評 H.S.レヴィ譯註「陽氣な女神たちの館」 八木澤元「遊仙窟全講」 入矢 義高 100
    書評 吉川幸次郎「杜甫Ⅰ」 小南 一郎 109
    書評 莊司格一・淸水榮吉・志村良治譯「中國の笑話」 興膳 宏 114

     

    第21冊(1966年10月)
    左思と詠史詩 興膳 宏 1
    「捜神記」の文體 小南 一郎 57
    梁初の文學集團 森野 繁夫 83
    中唐詩人の樂府 增田 淸秀 109
    書評 羅根澤「中國文學批評史」 小川 環樹 137
    書評 丸山キヨ子「源氏物語と白氏文集」 西村 富美子 141
    書評 渡邊照宏・宮坂宥勝校注「三敎指歸・性靈集」 入矢 義高 146
    紹介 歷史劇「海瑞罷官」をめぐる學術政治論爭 松村 昻 163

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    第20冊~第1冊

     

    第20册 (1965年4月)
    身振りと文學-史記成立についての一試論- 宮崎 市定 1
    王粲詩論考 伊藤 正文 28
    「宋詩鈔」の選者たち――「人」によって「史」を存す―― 湯淺 幸孫 68
    殘唐五代史演義論――英雄中心主義―― 橋本 堯 93
    書評 F・W・モート「詩人高啓」 入谷 仙介 124
    書評 小島憲之校注『懷風藻・文華秀麗集・本朝文粹』 入矢 義高 130
    紹介 中國文學の領域におけるドイツ支那學の業績 ギュンター・デボン
    村上 哲見 譯
    149

     

    第19冊(1964年7月)
    漢詩外傳の一考察-說話を主體とする詩傳の持つ意義- 西村 富美子 1
    詩人としての郭璞 興膳 宏 17
    晩年の王維(下) 入谷 仙介 68
    韓愈南山詩與曇無讖譯馬鳴佛所行讚 饒 宗頣 98
    宋代演劇窺管――陸游・劉克莊詩を資料として―― 岩城 秀夫 102
    書評 バートン・ワトソン「古代の中國文學」 金谷 治 128
    書評 小尾郊一「中國文學に現われた自然と自然觀――中世文學を中心として―― 筧 文生 134
    書評 夏承燾・吳熊和『讀詞常識』 小川 環樹 144

     

    第18冊(1963年4月)
    詩經とヨーロッパの民謡 ジャン・ピエール・ディエニ 1
    嵆康・阮籍から陶淵明へ-矛盾感情の文學的處理における三つの型- 鈴木 修次 25
    晩年の王維(上) 入谷 仙介 51
    新五代史の文體の特色 小川 環樹 76
    劉基詩序説 福本 雅一 91
    胡萬春という作家 相浦 杲 108
    書評 ワトソン「太史公、司馬遷」同「太史公書――司馬遷の史記よりの飜譯」 今鷹 眞 138
    書評 前野直彬注解「唐詩選」 花房 英樹 146
    書評 小島憲之『上代日本文學と中國文學』(上) 淸水 茂 154
    紹介 フランスにおける中國文學研究の現状 M・カルタンマルク
    興膳 宏 譯
    164

     

    第17册 (1962年10月)
    吾道長悠悠――杜甫の自覺―― 小川 環樹 1
    乾坤と天地――杜甫の世界觀の手がかりとして―― 入谷 仙介 9
    杜詩に於ける抒情 倉田 淳之助 24
    杜甫と月 吉川 幸次郎 38
    書評 F・W・モート「詩人高啓」 入谷 仙介 124
    杜甫の馬・鷹の詩について 高木 正一 45
    出塞と何園の連章詩 前出塞と後出塞 杉本 行夫 71
    杜詩「聞官軍収河南河北」考 田中 謙二 95
    論杜甫夔州詩 饒 宗頣 104
    杜甫與高適――杜詩札叢之一―― 夏 承燾 119
    杜甫と元結・「篋中集」の詩人たち 伊藤 正文 123
    放翁と杜甫 一海 知義 148
    陸游の目に映じた杜甫 前野 直彬 162
    日本に於ける杜甫 神田 喜一郎 186
    紹介 杜甫誕生千二百五十周年 筧 文生 196

     

    第16冊(1962年4月)
    嵆康の飛翔 興膳 宏 1
    柳宗元詩考 筧 文生 29
    岳飛「満江紅」詞考辨 夏 承燾 56
    魯迅「野草」論 吉田 富夫 64
    藤村における杜甫 -「ただひとり岩をめぐりて、この岸に愁を繋ぐ」―― 黑川 洋一 109
    書評 アーサー・ウェイリー譯注『敦煌の歌謠と説話』 入矢 義高 115
    書評 朱東潤「陸游研究」于北山「陸游年譜」 小川 環樹 125
    書評 李希凡『論中國古典小説的藝術形象』 入谷 仙介 132
    書評 川口久雄『平安朝日本漢文學史の研究』 淸水 茂 140

     

    第15冊(1961年10月)
    嵆康詩小論 興膳 宏 1
    冥界遊行(下) 前野 直彬 33
    中年期の王維 入谷 仙介 49
    捜玉小集について 伊藤 正文 74
    書評 倉石武四郎・須田禎一編譯『歴代詩選』 武部 利男 102
    書評 北京大學中文系文學專門科一九五五級集體編著『中國小説史稿』 橋本 堯 110
    書評 ルイ・リコー、ニエム・トアン共譯「武則天」(佛譯) 都留 春雄 116
    書評 嚴敦易「元劇斟疑」 岩城 秀夫 120

     

    第14册 (1961年4月)
    推移の悲哀-古詩十九首の主題-(下) 吉川 幸次郎 1
    陸機文賦理論與音樂之關係 饒 宗頣 22
    冥界遊行(上) 前野 直彬 38
    辛棄疾「菩薩蠻」(鬱孤臺下)補考 小川 環樹 58
    元刊古今雜劇三十種の流傳 岩城 秀夫 67
    書評 高松亨明「詩品詳解」 入矢 義高 90
    書評 陳友琴「白居易詩評述彙編」 花房 英樹 97
    紹介 第三回中國文學藝術工作者代表大會をめぐって 吉田 富夫 112

     

    第13冊(1960年10月)
    賈誼の「鵩鳥の賦」の立場 伊藤 富雄 1
    史記における人間描寫 田中 謙二 25
    任昉述異記について 森野 繁夫 54
    敦煌出現の胡笳十八拍 小島 祐馬 69
    蘇軾詩論稿 山本 和義 76
    書評 網祐次「中國中世文學研究――南齊永明時代を中心として――」 小尾 郊一 92
    書評 D・ホルツマン「嵇康の生涯と思想」 福永 光司 105
    書評 朱東潤「陸游傳」 小川 環樹 114
    紹介 「胡笳十八拍」論爭 入矢 義高 124

     

    第12冊(1960年4月)
    推移の悲哀――古詩十九首の主題――(中) 吉川 幸次郎 1
    文選挽歌詩考 一海 知義 19
    陸機の傳記とその文學(下) 高橋 和巳 49
    沈亞之と小説 内山 知也 85
    茅盾文學序説――「腐蝕」を中心として―― 吉田 富夫 135
    書評 葉笑雪「謝靈運詩選」 高木 正一 164
    書評 荒井健「李賀」葉葱奇「李賀詩集」 興膳 宏 172
    紹介 關漢卿の生平年代論爭のあと 田中 謙二 182

     

    第11册 (1959年10月)
    陸機の傳記とその文學(上) 高橋 和巳 1
    王維の前半生 入谷 仙介 58
    新撰類林抄校讀記 小川 環樹 92
    對人稱呼の使用における「正格」と「破格」について
    ――「紅樓夢」における文體論的研究――
    山口 明子 103
    「家」について――巴金の小説意識についての一考察―― 下條 一誠 143
    書評 加藤平八譯茅盾『東洋のリアリズム』 谷 友幸 167
    書評 チャン・インナン、レウィス・ウォルムスレイ「王維の詩」英譯 バートン・ワトソン 171
    書評 蔣禮鴻「敦煌變文字義通釋」 入矢 義高 175
    書評 八木澤元「明代劇作家研究」 岩城 秀夫 181
    書評 『浦江淸文錄』 淸水 茂 188

     

    第10冊(1959年4月)
    推移の悲哀――古詩十九首の主題――(上) 吉川 幸次郎 1
    盛唐詩人と前代の詩人――盛唐に於ける文學論の一面――(下) 伊藤 正文 17
    賈島 荒井 健 52
    敎坊記辨附望江南菩薩蠻小考 村上 哲見 96
    魯迅の小説の一側面――主として作品「藥」について―― 相浦 杲 114
    書評 賀次君『史記書錄』 神田 喜一郎 146
    書評 黃錫珪「李太白年譜」詹鍈「李白詩文繫年」 島田 久美子 151
    書評 施子愉「柳宗元年譜」 筧 文生 156
    書評 錢鍾書「宋詩選註」 小川 環樹 160

     

    第9冊(1958年10月)
    伎樂源流考 濱 一衞 1
    李白の樂府について 島田 久美子 17
    元稹の豔詩及び悼亡詩について 山本 和義 54
    袁中郎の性霊説 松下 忠 85
    <子夜>について 山田 富夫 127
    書評 王力「漢語詩律學」 小川 環樹
    入矢 義高
    153
    書評 斯波六郎「中國文學における孤獨感」 福永 光司 164
    書評 太田青丘「日本歌学と中國詩学」 船津 富彦 172

     

    第8册 (1958年4月)
    賈誼の賦について 金谷 治 1
    史記にあらわれた司馬遷の因果応報の思想と運命觀 今鷹 眞 26
    陸機の生涯と「文賦」制作の正確な年代 陳 世驤
    一海 知義 譯
    50
    六朝文學に現はれた山水觀 小尾 郊一 79
    盛唐詩人と前代の詩人-盛唐に於ける文學論の一面-(上) 伊藤 正文 95
    書評 グレン・バクスタ「中國文學」
    陳世驤「中國文學」小川環樹「中國文學」
    吉川 幸次郎 134
    書評 胡忌「宋金雜劇考」 岩城 秀夫 139
    書評 顧學頡選註「元人雜劇選」 入矢 義高 147
    書評 尾坂徳司「中國新文學運動史」 島田 久美子 156
    紹介 丁玲批判について 相浦 杲 161

     

    第7冊(1957年10月)
    左傳の書きかた――その文學的側面について―― バートン・ワトソン 1
    潘岳論 高橋 和巳 14
    西晋の詩人張協について 一海 知義 92
    書評 魚返善雄・高田淳共譯
    オディル・カルタンマルク・ゲキエ「中国文学史」
    島田 久美子 134
    書評 石川一成「李長吉の色彩感覚」
    李嘉言「李賀與晩唐」「詞的起源與唐代政治」「李賀詩校釋」
    上尾龍介「苦吟と象徴」「李賀と孟郊」「夜の詩人」
    荒井 健 138
    書評 歐小牧「愛國詩人陸游」 小川 環樹 143
    紹介 李後主の詞に關する討論 村上 哲見 150

     

    第6冊(1957年4月)
    阮籍の詠懷詩について(下) 吉川 幸次郎 1
    歸去來の辭について 吉岡 義豊 25
    杜甫「登岳陽樓」の詩について――「呉楚東南坼、乾坤日夜浮」考―― 黒川 洋一 45
    李義山の無題詩 鈴木 虎雄 63
    戲曲荊釵記はいかに改作されているか 岩城 秀夫 81
    「百家爭鳴」その後 入矢 義高 107
    書評 王瑶編注「陶淵明集」 一海 知義 121
    書評 馮夢龍編著顧學頡校注「醒世恒言」 田中 謙二 133
    書評 人民文學出版社「魯迅全集」
    増田渉・松枝茂夫・竹内好編「魯迅選集」
    尾崎 雄二郎 141
    紹介 最近の中國における琵琶記論爭 岩城 秀夫 150

     

    第5册 (1956年10月)
    阮籍の詠懷詩について(上) 吉川 幸次郎 1
    温飛卿の文學 村上 哲見 19
    明七子の先聲――楊維楨の文學觀について―― 前野 直彬 41
    王世貞の古文辭説よりの脱化について 松下 忠 70
    『金瓶梅詞話』所引の寳卷について 澤田 瑞穂 86
    「太陽照在桑乾河上」をめぐつて 島田 久美子 99
    書評 周紹良「敦煌變文彙錄」 入矢 義高 122
    書評 夏承燾「唐宋詞人年譜」 清水 茂 146
    書評 ビショップ「三言の研究」 小川 環樹 151

     

    第4冊(1956年4月)
    杜甫「秋興八首」序説 黒川 洋一 1
    王梵志について(下) 入矢 義高 19
    紅樓夢の構成について 加藤 知彦 57
    隱れたる批評家――清田儋叟の批評的業績―― 中村 幸彦 83
    虚字考 青木 正児 98
    書評 李長之「中國文學史略稿」林庚「中國文學簡史」 荒井 健
    一海 知義
    淸水 茂
    高橋 和巳
    村上 哲見
    108
    書評 吉川幸次郎「項羽の垓下歌について」「漢の高祖の大風歌について」 桑原 武夫 122
    書評 王瑤「李白」林庚「詩人李白」武部利男「李白小傳」 福永 光司 131
    書評 影弘治刊本「西廂記」王季思校注「西廂記」呉暁鈴校註「西廂記」
    王季思「從鶯鶯傳到西廂記」
    田中 謙二 136
    資料 藤野先生小傳 藤野 恒道 148

     

    第3冊(1955年10月)
    劉勰「文心雕龍」文學論の基礎概念の検討 高橋 和巳 1
    「賦得」の意味について 斯波 六郎 33
    王梵志について(上) 入矢 義高 50
    李賀の詩――特にその色彩について―― 荒井 健 61
    「女仙外史」と幸田露伴の「運命」 三木 克己 91
    書評 E・パウンド「詩經」英譯 バートン・ワトソン 129
    書評 斯波六郎「文心雕龍原道篇札記」「文心雕龍札記(二)」 吉川 幸次郎 135
    書評 吉川幸次郎・桑原武夫「新唐詩選續篇」倪海曙「唐詩的飜譯」 淸水 茂 143
    書評 R・アーウイン「水滸傳の發達史」 小川 環樹 154
    紹介 胡風批判の經過とその論點 太田 進 161

     

    第2冊(1955年4月)
    詩における比喩の巧拙と雅俗 小川 環樹 1
    文學としての孔子世家 バートン・ワトソン 18
    漢の高祖の大風歌について 吉川 幸次郎 28
    柳宗元の生活體驗とその山水記 淸水茂 45
    文學としての「董西廂」(下) 田中 謙二 75
    書評 斯波六郎「中國文學に於ける孤獨感」 入矢 義高 101
    書評 彭楚南譯 N・I・コンラッド「論漢語」 淸水 雄二郎 108
    書評 近藤春雄「長恨歌傳」について 花房 英樹 119
    書評 A・ホフマン「李煜の詞」「春花秋月」 村上 哲見 132
    書評 J・J・L・ドイフェンダク「中國の神曲」 前野 直彬 141
    紹介 人民共和國に於ける世界文學選讀書目 都留 春雄 152
    紹介 紅樓夢研究をめぐる批判討論の經過と論點 村上 哲見 162

     

    第1冊(1954年10月)
    項羽の垓下歌について 吉川 幸次郎 1
    杜詩の對句についての一考察 高木 正一 19
    杜牧と傳奇 淸水茂 50
    燭背・燈背ということ-讀詞瑣記- 村上 哲見 86
    文學としての「董西廂」(上) 田中 謙二 93
    明の宮廷と演劇 岩城 秀夫 113
    書評 孫楷第「論中國短篇白話小説」・葉德均「宋元明講唱文學」 小川 環樹 133
    書評 張相「詩詞曲語辭匯釋」 入矢 義高 137
    書評 人民文學出版社「水滸」
    作家出版社「水滸」
    人民文學出版社「水滸全傳」
    淸水 茂 157
    書評 王瑤「中國新文學史稿」 相浦 杲 167

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    最終更新日2023/04/21

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