第三回東アジア「間文化」研究会開催のお知らせ

第三回東アジア「間文化」研究会のご案内

晩秋の候、みなさまにはいかがお過ごしでしょうか。この度の東アジア「間文化」第3回研究会は、復旦大学文史研究院からもご参加いただき、下記の要領で開催することとなりました。継続参加の方はもちろん、初めての方も気軽に参加していただけたらと存じます。

日時:11月26日(木) 14:00~16:30(京都) 13:00~15:30(上海)

内容

14:00~14:05(13:00~13:05) 挨拶:田中 和子(文学研究科地理学専修)
14:05~15:25(13:05~14:25) 三学共同による苗図調査を振り返って

総括   段 志強(復旦大学文史研究院副研究員)

報告1  蔡 紀風(復旦大学文史研究院博士課程)

報告2  裴 艾琳(復旦大学文史研究院博士課程)

 (休憩)
15:30~16:00(14:30~15:00) 十九世紀日本人の漢籍収集と教育について

陳 佑真(京都大学文学部非常勤講師、中国哲学史専修)

16:00~16:30(15:00~15:30) 話題提供―これからの文物共同調査に向けて  田中和子(文学研究科)

(討論参加者:段志強、蔡紀風、裴艾琳、張佳(復旦大学文史研究院副研究員)、張鵬(商務印書館)、池田恭哉(京都大学文学研究科)、成田健太郎(京都大学文学研究科)ほか)

※使用言語:中国語・日本語(逐次通訳あり)

※参加無料、途中参加・退出可、今回のみの参加も歓迎

※新型コロナウィルス感染拡大防止のため、Zoomを用いてオンラインで開催します。

参加を希望される方は、成田健太郎(中国語学中国文学専修)までご連絡ください。

narita.kentaro.6x[at]kyoto-u.ac.jp([at]を@に替えてください)

 

復旦大学文史研究院と京都大学文学研究科とは、2013年より博士課程院生によるワークショップを共同で開催してきました。2017年からは香港城市大学も正式な参加校となり、ました。こうした三大学の協力関係をさらに発展させようと、2018年から文物共同調査を開始しました。その最初の調査対象が京都大学所蔵の「苗図」5種でした。これまでの合同調査を振り返り、さらに、文物調査を通じて多様な文化を多面的に研究するための計画について、参加者の皆さんと一緒に相談したいと思っています。今回の参加は、次回以降の参加を必須とするものではありませんので、少しでも興味を持たれた方は、是非ご参加ください。

なお本研究会は、京都大学大学院文学研究科附属文化遺産学・人文知連携センター2020年度「人文知連携共同研究会」研究助成をうけて開催されるものです。

研究会幹事:池田恭哉(中国哲学史専修)、成田健太郎(中国語学中国文学専修)