展示コーナー・書庫見学
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展示コーナー(1)
閲覧机に毛氈を敷いて資料を並べ、貴重図書はガラスケースに展示しました。
年季の入った書見台は、文史哲三学科が現在の図書館に統合される前に、哲学科閲覧室で実際に使用されていたものです。
展示コーナー(2)
閲覧室の概要を説明する白井先生。
展示コーナー(3) 『祭祖大経』(ロロ文字写経)<当館請求記号:言語 2M||18 貴>
国内のどの図書館にも類書がないと言われるロロ文字の写本。
祖先の霊を祀る、彝族の儀式について書かれた経典です。
展示コーナー(4)
展示を見学する参加者のみなさん。
『京都大学蔵書検索:京大OPAC(*)』で蔵書を検索
閲覧室の端末では、文学部の書庫にある図書や雑誌を検索することができます。
*OPACはOnline Public Access Catalogの頭文字をとったもの。オンライン目録と呼んだりもします。
カード目録って?
特に年代の古い図書はコンピュータではなく閲覧室にあるカード目録を使って調べます。細長い引きだしを手前に引くと、中に小型の紙のカードがびっしり詰まっていて、書名や著者名など、その図書の簡単な情報と、書庫の中のどの棚に並んでいるかが書いてあります。
古い資料の多い文学部では、OPACと同様にカード目録も重要な検索ツールです。
書庫見学(1) C書庫(欧文雑誌)
側面のボタンを押すと中が開く「電動集密書架」に保管した雑誌です。英語やフランス語、ドイツ語、ロシア語などの学術雑誌が沢山あります。
書庫見学(2) E書庫(修士論文・博士論文)
文学研究科の修士論文と博士論文を保管しています。大学ではどんな研究をするの?と関心を持つ学生さんにとっても、一面に並ぶ学位論文は興味深かったようです。
文学研究科の博士論文は国立国会図書館関西館と京都大学附属図書館にも保管されていますが、修士論文は文学研究科図書館にしかありません。
書庫見学(3) F書庫(日本史)
在学生さながらに図書を手に取って熱心に眺める学生さん。
図書館職員も、書庫内やカウンターで文献探索のお手伝いをしています。
書庫見学(4) G書庫(考古)
一番奥にある考古学の書庫です。壁面には大型の図書が並びます。
発掘調査報告書などは学外からもよく利用される資料群の一つです。