2008年度(平成20年度)(2009年(平成21年)3月修了) 修士論文題目

No. 専攻・専修 氏名 題目
1 文献文化学(国語学国文学) 内田 舞 野上弥生子論 ― 岡野校長の描かれ方にみる「森」の主題 ―
2 文献文化学(国語学国文学) 小鹿原 敏夫 コリャード日本文典の研究
3 文献文化学(国語学国文学) 小川 桃 『徒然草』における隠遁
4 文献文化学(国語学国文学) 白方 佳果 泉鏡花『瓔珞品』論
5 文献文化学(国語学国文学) 中島 真理 『宝蔵』考 ― 「徳利」をめぐって ―
6 文献文化学(国語学国文学) 松﨑 晃子 『山路の露』について
7 文献文化学(国語学国文学) 光田 香住 萬葉集 表記と省略
8 文献文化学(国語学国文学) 三原 尚子 『続猿蓑』と『猿蓑』― 「猿蓑に」歌仙を中心に
9 文献文化学(国語学国文学) 山下 文 唐草装飾本『素性法師集』
10 文献文化学(国語学国文学) KRISTOPHER REEVES 「谷にゃ水音 峯にはあらし」―山風と谷水を廻る
11 文献文化学(国語学国文学) 呉 英玉 漢字音についての研究―三等韻C類を中心に
12 文献文化学(中国語学中国文学) 山本 浩史 陶淵明「閑情賦」試論 ―賦における情表現の展開について―
13 文献文化学(中国語学中国文学) 陳 盈頴 春来花鳥深く愁ふること莫れ ― 擬人化表現から見る杜詩の春と秋 ―
14 文献文化学(中国語学中国文学) 水本 圭亮 陸放翁詠貧詩
15 文献文化学(中国哲学史) 武濤 朋子 国語と左伝の比較研究 ― 説話の相違を中心に
16 文献文化学(中国哲学史) 長澤 明恵 『六韜』の思想―仁を中心に―
17 文献文化学(インド古典学 ) 金菱 哲宏 Yogabhāşya における哲学的諸問題について―āsaya、vāsanā、saṃskāraをめぐって―
18 文献文化学(インド古典学 ) 篠田 淳子 『パラー・トリーシカー・ヴィヴァラナ』の研究 ―カシミール・シヴァ派の言語論を中心に
19 文献文化学(仏教学) 中村 法道 Abhisamayālaṃkāraにおける仏身論の展開 -Ārya-Vimuktisenaによる注釈書の第8章を中心に-
20 文献文化学(仏教学) 渡辺 如心 『彰所知論』研究―二章~五章を中心に―
21 文献文化学(西洋古典学 ) 小林 寛 セネカ『パエドラ』における一考察
22 文献文化学(西洋古典学 ) 大當 さとみ アポロニオス・ロディオス『アルゴナウティカ』第3巻におけるメデイアの葛藤の諸相
23 文献文化学(英語学英米文学) 市田 恵美 Analysis of Inversion in Sir Thomas More’s English
24 文献文化学(英語学英米文学) 川部 瑠衣子 Figurative Gender in Eighteenth-Century Grammar
25 文献文化学(英語学英米文学) 草野 歩未 The Treatment of Animal Characters in L.Frank Baum’s Oz Books
26 文献文化学(英語学英米文学) 鈴木 大介 A Quantitative Analysis of Synonymic Expressions of No More Than, Only and Mere
27 文献文化学(英語学英米文学) 武 直寿 Rabbit Redux: A Space Odyssey
28 文献文化学(フランス語学フランス文学) 青木 万理 Étude sur les sons des grelots chez Proust
29 文献文化学(フランス語学フランス文学) 宇都宮 円 Comique et caractères régionaux dans la trilogie de Tartarin
30 文献文化学(フランス語学フランス文学) 竹垣 江梨子 Etude sur La Víe de Marianne de Marivaux―Le langage et le caractére
31 文献文化学(フランス語学フランス文学) 松原 冬二 Étude sur les images créatrices chez André Pieyre de Mandiargues―Autour de la notion de régression
32 文献文化学(イタリア語学イタリア文学) 上田 シマ ガッダの『メルラーナ通りの醜悪な事件』における聖と俗 ― 「聖母」と「女神」のイメージ ―
33 文献文化学(イタリア語学イタリア文学) 霜田 洋祐 マンゾーニ『いいなずけ』における真実と虚構―匿名手稿が果たす役割について―
34 文献文化学(イタリア語学イタリア文学) 國司 航佑 ベネデット・クローチェの美学の変換点について―クローチェ美学における倫理をめぐって―
35 文献文化学(イタリア語学イタリア文学) 杉 栄子 カミッロ・ズバルバロにおける近代詩人の意識 ― 第一詩集『松脂』と『ピアニッシモ』の比較から―
36 思想文化学(哲学) 岩﨑 隆康 ヒュームにおける人格の同一性の議論について
37 思想文化学(哲学) 北口 耕平 カントの自己認識論
38 思想文化学(哲学) 赤嶺 宏介 カントにおける法則と人間
39 思想文化学(西洋哲学史) 古代 岩田 直也 技術の対象と価値 ―プラトン『ゴルギアス』を中心に―
40 思想文化学(西洋哲学史) 古代 新美 隼吾 ソクラテスの幸福論 ― プラトン前期対話篇における幸福と徳
41 思想文化学(日本哲学史) 中嶋 優太 「永遠の今」の時間論 ―「自己の時間」を越えて―
42 思想文化学(日本哲学史) 濱 太郎 西田における形の生命論
43 思想文化学(日本哲学史) 三輪 信介 悲哀の思想史 ― 日本思想史における西田哲学 ―
44 思想文化学(倫理学) 桑原 卓志 道徳における非自然主義的実在論の擁護 ―D.ウィギンズの議論を通して―
45 思想文化学(倫理学) 永守 伸年 総合する自発性― 『純粋理性批判』における想像力の研究
46 思想文化学(倫理学) 薮本 沙織 ホッブズにおける責務概念
47 思想文化学(宗教学) 石川 和宣 ヘーゲル哲学における直接知論の形成と展開 ― F.H.ヤコービとの関係を手がかりとして
48 思想文化学(キリスト教学) 田代 英樹 Ⅰ、Ⅱコリント書15章における復活論再考
49 思想文化学(美学美術史学) 尾﨑 恵子 エル・グレコ作「ドニャ・マリア・デ・アラゴン学院の主祭壇」の再構成 ― 画家の制作環境を手がかりに ―
50 思想文化学(美学美術史学) 倉持 充希 プッサン作≪羊飼いの礼拝≫ ― 1630年代前半の「キリスト降誕」に関連する作品の研究 ―
51 思想文化学(美学美術史学) 柳 承珍 七世紀後半~八世紀初頭の小板型仏像に関する一考察
52 思想文化学(美学美術史学) 西嶋 亜美 ウジューヌ・ドラクロワ作≪墓地のハムレットとホレーシオ≫についての一考察 ― フランスにおけるシェークスピア受容との関連から ―
53 思想文化学(美学美術史学) 深田 祐輔 ジル・ドゥルーズ『シネマ』における「あいだ」について ―映画における「でたらめ-つなぎ」の問題
54 思想文化学(美学美術史学) 森 雄大 喜劇における想像的なもの ―ベルクソン『笑い』の再読―
55 歴史文化学(日本史学) 遠藤 正徳 江戸前期の追善儀礼について
56 歴史文化学(日本史学) 清田 美季 平安前期の天皇・朝廷の仏事と諸大寺の動向
57 歴史文化学(日本史学) 杉井 万里子 近世中期における幕領行政と庄屋―備中幕領を素材に―
58 歴史文化学(日本史学) 辻岡 健志 明治初期の政教関係と西本願寺 ― 教部省と<教団>形成をめぐって ―
59 歴史文化学(日本史学) 野村 奈欧 新日吉神宮摂社樹下社創建をめぐる一考察
60 歴史文化学(日本史学) 大久保 恵理 幕末期「周旋方」の実態と政治的機能 ― 岡山藩池田家を中心に ―
61 歴史文化学(日本史学) 沢井 知子 近世闕所に関する基礎的考察―京都の町人闕所を素材として―
62 歴史文化学(日本史学) 田中 信也 中世後期の在地領主と大名権力―戦国期六角氏領国を素材にして
63 歴史文化学(日本史学) 菅野 悠太 古代饗宴儀礼の構造と展開
64 歴史文化学(東洋史学) 関根 英子 「国楽」の創成 ― 1920年代前後の北京における音楽活動 ―
65 歴史文化学(西南アジア史学) 髙垣 ひとみ 中世イスラム社会において卑賤視された職業について
66 歴史文化学(西南アジア史学) 廣瀬 亮太 ウル第三王朝のスッカル、スッカルマフについての研究
67 歴史文化学(西洋史学) 谷田 利文 18世紀フランスの穀物自由化論争におけるポリスの変容 ― ガリアーニ、ディドロを中心に ―
68 歴史文化学(西洋史学) 森本 亮介 「封建革命」期における貴族心性の一考察 ―フルク・ネルラと「怒り」の心性分析から―
69 歴史文化学(西洋史学) 吉田 隆志 中世盛期フランドル都市アラスの発展
70 歴史文化学(考古学) 河本 純一 大阪湾周辺における縄文中期末~後期後葉の地域間関係 ― 集落の展開と土器胎土の時期的変化から ―
71 歴史文化学(考古学) 下山 暁 弥生時代中期の石器研磨技術 ― 尾張地域を中心に ―
72 行動文化学(心理学) 鹿子木 康弘 他者の行為における目標の予測 ―知覚と行為の発展的関連から―
73 行動文化学(心理学) 瀧本 彩加 高次感情の進化に関する比較認知科学的研究 ― フサオマキザルの「不公平感」「配慮」「感謝」について ―
74 行動文化学(心理学) 劉 波 ニューラルオペラント課題における脳の機能的・構造的変化についての検討
75 行動文化学(心理学) 上垣 恵一 対称性認識に関する比較認知科学的研究
76 行動文化学(言語学) 竹内 智美 メンタル・スペース理論を用いたメトニミー理解モデル
77 行動文化学(言語学) 南本 徹 Greek reflexes of Proto-Indo-European nasal presents with root-final laryngeal
78 行動文化学(社会学) 大畠 正照 インターネットとローカリティ―ローカリティを契機とした、オンライン・コミュニケーションと対面コミュニケーションの相互作用による新たなコミュニティ構築の可能性―
79 行動文化学(社会学) 片田 晶 流動化するアイデンティティ論と在日朝鮮人の当事者運動の戦略― 「韓学同京都」に集う若者たちの実践から―
80 行動文化学(社会学) 周東 夏希 植民地朝鮮における映画国策 ―朝鮮映画製作株式会社を中心に
81 行動文化学(社会学) 田後 隆馬 自然エネルギー普及と生活意識の変容に関する環境社会学的研究―アイスランドの事例から―
82 行動文化学(社会学) 中島 満大 九州海村の歴史人口学的研究
83 行動文化学(社会学) 山本 耕平 日常知の社会学と実在論
84 行動文化学(社会学) GEVA YANAY 日本映画における男らしさの表象をめぐる考察
85 行動文化学(社会学) 深谷 耕治 マックス・ウェーバーにおける死の社会学
86 行動文化学(地理学) 煙山 哲史 現代日本における医療の空間的構造
87 行動文化学(地理学) 南都 奈緒子 上原敬二の風景論にみる森林の善と美
88 行動文化学(地理学) 網島 聖 近代の大阪における製薬業の集積と流通業者の役割
89 行動文化学(地理学) 牛島 由紀子 場所の現れ方 ― 書くこと、思うこと、生きること
90 現代文化学(科学哲学科学史) 稲葉 肇 ギブスにおける熱力学と統計力学の関係
91 現代文化学(科学哲学科学史) 大西 勇喜謙 認識論としての実在論論争―実在論の認識論的正当化可能性について―
92 現代文化学(科学哲学科学史) 近藤 正城 ホイヘンスの複屈折理論
93 現代文化学(科学哲学科学史) 金子 朋之 枚挙の圏論的解釈
94 現代文化学(情報・史料学) 田村 勇樹 藤本隆宏の、産業の分類法に関する検証
95 現代文化学(二十世紀学) 岡内 一樹 西ドイツ社会民主党の初期の環境議論 ― 1960年代前半における国民政党化の観点から ―
96 現代文化学(二十世紀学) 坂 堅太 反復と差異 ― 安部公房『終りし道の標べに』の改訂をめぐる諸問題 ―
97 現代文化学(二十世紀学) 當麻 真悟 「Open Source革命」前史としてのFree software運動
98 現代文化学(二十世紀学) 水野 友美 日本遺族会青年部の組織化過程
99 現代文化学(二十世紀学) 山本 昭宏 大江健三郎と核時代 ~1963年から1973年における核意識の持続と発展~
100 現代文化学(二十世紀学) 朴 珍姫 黄金期韓国少女マンガの特徴―韓国社会と女性を通じて―
101 現代文化学(二十世紀学) 岩本 哲夫 1897年のヴォルガ・タタールの農民反乱とイリミンスキー・システムの評価
102 現代文化学(現代史学) 申 東湖 日本の戦時体制と女性の国民化 ―『新しい女』をめぐって―