京都大学考古学研究室の最近の調査活動から

紫金山古墳発掘調査の進捗状況（2004年度）

調査第１週（2004.8.2～2003.8.8）／調査第２週（2004.8.10～2003.8.15）／調査第３週（2004.8.17～2003.8.22）／調査第４週（2004.8.24～2003.8.29）／調査第５週（2004.8.31～2003.9.5）

調査第６週（2004.9.7～2004.9.18）

2004.9.18
第３トレンチ・第４トレンチ・第５トレンチとも、昼過ぎに埋め戻し作業を完了しました。これで約１ヶ月半にわたる発掘も無事終了です。ご協力いただいた皆様、どうもありがとうございました。

2004.9.17
第３トレンチでは、実測図のチェックを終え、埋め戻し作業をはじめました。
第４トレンチでは、土層の注記と実測図のチェックをはじめました。
第５トレンチでは、土層の注記と実測図のチェックを行い、埋め戻し作業をはじめました。

2004.9.16
第３トレンチでは、土層の注記と実測図のチェックを行いました。
第５トレンチでは、土層の実測を行いました。
第６トレンチは、埋め戻し作業をほぼ終えました。

2004.9.15
第３トレンチでは、西壁土層の分層と実測を行いました。
第５トレンチでは、土層の写真撮影と分層、実測を行いました。
第６トレンチでは、土層の写真撮影と実測図のチェック、修正を行い、一部で埋め戻しをはじめました。
本日は、６名の来訪者がありました。どうもありがとうございました。

2004.9.14
発掘終了に向け、朝から勇んで作業をはじめたのですが、11時半頃に雷鳴と共にバケツをひっくり返したようなにわか雨に見舞われ、一同ずぶぬれになってしまいました。雨が止んで午後２時頃に現場にいってみると、第４トレンチと第５トレンチの下端はほぼ水没状態。総出で水抜きをし、比較的被害が少なかった第６トレンチでは実測を進めました。また、地形測量はどうにか予定作業を終了させることができました。

2004.9.13
今日から助っ人部隊が加わり、現場の終了に向けて作業を進めました。
第３トレンチでは、出土遺構の実測と東壁土層の実測をほぼ終えました。
第５トレンチでは、清掃を行って土層の写真撮影を進めました。
第６トレンチでは、土層の実測を進めました。
助っ人部隊は、長らく休止していた地形測量作業を再開しました。
本日は、１名の来訪者がありました。どうもありがとうございました。

2004.9.12
第３トレンチでは、出土遺構の実測、および東壁土層の実測を行いました。
第５トレンチでは、断ち割り作業と清掃を行い、一部で土層の写真撮影を行いました。
第６トレンチでは、土層の実測を行いました。
発掘の終了まであと一息。明日は本来ならお休みなのですが、引き続き作業を行うことになりました。

2004.9.11
第３トレンチでは、出土遺構の実測を行いました。
第５トレンチでは、断ち割り作業を続け、一部で土層の写真撮影をはじめました。
第６トレンチでは、土層の写真撮影をほぼ終え、土層の実測をはじめました。

2004.9.10
ぐずつきながらもどうにか一日天気がもつかと思われたのですが、５時過ぎにまとまった雨となり、ずぶぬれになってしまいました。
第３トレンチは出土遺構の写真と壁面写真の撮影を続けました。また、実測の準備も進めました。
第５トレンチでは、断ち割り作業を行いました。
第６トレンチでは、土層の写真撮影を行いました。
本日は、６名の来訪者がありました。どうもありがとうございました。

2004.9.9
よい天気でしたが、明日以降、天気が下り坂との予報に気が焦る一日でした。
第３トレンチでは、遺構周辺の清掃を行い、出土状況の写真を撮影しました。
第５トレンチでは、下段葺石の実測作業が終了しました。また、トレンチ内の地形図作成を続けました。墳頂近くに設定したトレンチでは、断ち割り作業を終え、完掘写真を撮影しました。
第６トレンチでは、断ち割り作業を進めました。
本日は、大阪府教育委員会の担当者にきて頂き、調査をどのように終了させるのかについてご指導をいただきました。どうもありがとうございました。

2004.9.8
台風一過のよい天気となりました。
第３トレンチでは、土器包含層の下でみつかった遺構の精査を行いました。
第５トレンチでは、下段葺石の実測作業と、トレンチ内の地形図作成を進めました。
第６トレンチでは、トレンチ内地形図の作成を終え、断ち割り作業を進めました。
本日は、７名の来訪者がありました。どうもありがとうございました。

2004.9.7
朝のうちはまだおだやかな天気でしたが、10時過ぎから台風の影響で強い風が吹き始め、墳頂近くの木が倒れたりしたこともあって、午前中で調査を切り上げました
第３トレンチでは、土器包含層の掘削を進めました。
第５トレンチでは、葺石の実測作業を進めました。
第６トレンチでは、トレンチ内の地形図作成を進めました。
地形測量班は、平板測量を進めました。

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