〈第3回CAPEレクチャー(科学哲学科学史講演会)〉:アルゴリズム的観点から見た確率解釈
講師:宮部賢志(京都大学数理解析研究所研究員)
日時:2012年5月29日(火)16:30ー18:30
場所:京都大学文学研究科第八演習室(総合二号館)
アブストラクト:
確率の哲学は今でも議論の止まない科学上の大きな問題の1つである.
本講演ではまず哲学的な発展の歴史を振り返る.
その後,確率の数学的定式化の研究の中から生まれたアルゴリズム的ランダムネスの理論とその周辺を紹介する.
最後に,最近得られた結果からアルゴリズム的観点から見て,確率とはどんな概念なのか議論を進める.
今回の講演用のスライドを以下の場所でみることができます。
http://kenshi.miyabe.name/wordpress/?p=688&lang=ja