敬称は省略しております。字体が多少異なることがあります。誤記・脱落などございましたら中國文學報事務局までご連絡ください。
第96冊(2022年10月) | ||
書屛風の盛行と流傳:唐人詩文の媒體として | 陸 穎瑤 | 1 |
韓愈の天人觀について:天人好惡相異の説 | 鈴木 達明 | 33 |
『水滸傳』副頭領盧俊義故事考 | 金 文京 | 62 |
呉宓のヴァレリー受容と一九二〇年代アメリカ:モダン觀と詩の韻律觀の選擇をめぐって | 黄 詩琦 | 79 |
金樓子譯注(十六) | 興膳 宏 | 117 |
『管錐編』「文賦」譯注(二) | 成田 健太郎 | 155 |
第95冊(2022年4月) | ||
孟浩然の旅の詩:六朝「行旅」詩の流れをふまえて | 二宮 美那子 | 1 |
明末の異人唐汝詢とその唐詩注釋 | 靜永 健 | 32 |
金樓子譯注(十五) | 興膳 宏 | 53 |
『管錐編』「文賦」譯注(一) | 成田 健太郎 | 81 |
書評 高橋文治著『元好問とその時代』 | 稻垣 裕史 | 101 |
第94冊(2021年4月) | ||
詩で讀む傳奇:和刻本『蒲東崔張珠玉詩集』と江戶時代における西廂故事の傳わり方の可能性 | 楊 維公 | 1 |
清末「詩界革命」起源の再檢討:黃遵憲・梁啓超と明治漢詩との關わり | 蔡 毅 | 31 |
張資平の戀愛小說と「病」 | 祝 世潔 | 55 |
金樓子譯注(十四) | 興膳 宏 | 83 |
書評 永田知之著『理論と批評:古典中國の文學思潮』 | 和田 英信 | 114 |
第93冊(2020年4月) | ||
黃遵憲『日本雜事詩』の改訂をめぐって | 趙 偵宇 | 1 |
「和刻三言」採錄篇に見える小說の評價について――施訓者の序を手掛かりに | 宮本 陽佳 | 41 |
金樓子譯注(十三) | 興膳 宏 | 67 |
書評 辛德勇著『中國印刷史研究』 | 高津 孝 | 112 |
書評 下定雅弘・豐福健二編著『朝鮮漢詩古今名作選』 | 金 文京 | 138 |
第92冊(2019年10月) | ||
慧遠「佛影銘」と謝靈運の山水詩──兩者の「佛影銘幷序」、及び謝詩「入華子崗是麻源第三谷」「從斤竹澗越嶺溪行」をめぐって── | 堂薗 淑子 | 1 |
元結の近體詩批判と「全聲」の思想 | 金 鑫 | 35 |
「妙文」の「讀法」──江戸時代における『第六才子書』の讀まれ方── | 楊 維公 | 61 |
金樓子譯注(十二) | 興膳 宏 | 95 |
書評 種村和史著『詩經解釋學の繼承と變容──北宋詩經學を中心に據えて──』 | 大野 圭介 | 127 |
第91冊(2018年10月) | ||
杜甫における仙境と仙道への憧憬 | 下定 雅弘 | 1 |
蘇門の閑居における氣 | 湯淺 陽子 | 28 |
日本傳存の石渠閣補刻本『忠義水滸傳』發見の經緯 | 小松 謙 | 54 |
石渠閣補刻本『忠義水滸傳』の補刻の様相について | 上原 究一 荒木 達雄 |
58 |
『水滸傳』石渠閣補刻本本文の研究 | 小松 謙 | 112 |
石渠閣補刻本『忠義水滸傳』の日本における受容の一側面 ―― 馬琴と北靜廬を手がかりに―― | 孫 琳淨 | 155 |
金樓子譯注(十一) | 興膳 宏 | 186 |
書評 嚴志雄著『牧齋初論集 ―― 詩文、生命、身後名』 | 大平 桂一 | 214 |
第90冊(2018年4月) | ||
詩語「崑崙」の誕生 | 大野 圭介 | 1 |
閉ざされた隱逸空間――庾信「小園賦」論―― | 二宮 美那子 | 44 |
唐代傳奇「枕中記」の”夢”と”異界”を巡る物語認識の變容 ――『太平廣記』の分類を手がかりに―― |
伊藤 令子 | 71 |
金樓子譯注(十) | 興膳 宏 | 104 |
書評 平田昌司『文化制度和漢語史』 | 高津 孝 | 128 |
第89冊(2017年10月) | ||
新しい聖人の書を目指して――學術の轉換期における『淮南子』―― | 鈴木 達明 | 1 |
自己を語る賦――班固「幽通賦」を中心に―― | 釜谷 武志 | 29 |
韓愈「孟東野を送る序」について――「不平」槪念の分析を中心として―― | 伊崎 孝幸 | 56 |
金樓子譯注(九) | 興膳 宏 | 81 |
第88冊(2016年10月) | ||
身と心――白居易「自戯三絶句」から見えるもの―― | 中原 健二 | 1 |
蘇軾における日常の音 | 中 純子 | 26 |
愛という名のもとに――二〇世紀中國文學の少女像―― | 濱田 麻矢 | 57 |
金樓子譯注(八) | 興膳 宏 | 79 |
書評 竹田晃『柳宗元古文注釋――説・傳・騷・弔――』 | 谷口 匡 | 98 |
書評 濱田麻矢・薛化元・梅家玲・唐顥芸編著『漂白の敍事 一九四〇年代東アジアにおける分裂と接觸』 | 石井 剛 | 116 |
第87冊(2016年4月) | ||
雲を吹く風――「汾上驚秋」の解釋をめぐる和漢比較文學論攷―― | 大谷 雅夫 | 1 |
詩人の嗅覚――黄庭堅作品における「香」の表現―― | 早川 太基 | 22 |
沈従文のフェティシズム――髪のエクリチュールと身體化される〈都市/郷土〉―― | 津守 陽 | 46 |
金樓子譯注(七) | 興膳 宏 | 89 |
書評 宇佐美文理著『中國藝術理論史研究』 | 成田 健太郎 | 116 |
第86冊(2015年10月) |
||
唐代の鮑謝 | 幸福 香織 | 1 |
臨安の陸游――城の孤独―― | 西岡 淳 | 39 |
小川環樹先生の漢詩 | 深澤 一幸 | 57 |
金樓子譯注(六) | 興膳 宏 | 89 |
紹介 デジタルアーカイブで漢籍を読む | 木下 雅弘 | 105 |
第85冊(2014年10月) |
||
六朝隋唐の音韻学・韻律論における「紐」 | 蕭 振豪 | 1 |
雨中の花――陳與義の詠雨詩と杜甫(二)―― | 緑川 英樹 | 28 |
海を越えた唱和――龍楡生氏と吉川幸次郎・小川環樹両先生―― | 深澤 一幸 | 55 |
金樓子譯注(五) | 興膳 宏 | 101 |
書評 中國詩文研究会 松原朗編『生誕千三百年記念 杜甫研究論集』 | 遠藤 星希 | 140 |
第84冊(2013年10月) |
||
耆夜の詩人某のこと | 淺原 達郎 | 1 |
呉郡から洛陽へ――西晋統一王朝における陸機・陸雲―― | 戴 燕 鈴木 詩織 譯 |
10 |
漢郊祀歌十九章譯注 | 横山 きのみ 西川 ゆみ 谷口 洋 | 35 |
書評 林英徳著『《文選》與唐人詩歌創作』 | 富永 一登 | 129 |
第83冊 杜甫誕生一千三百年特刊(2012年10月) |
||
杜甫と七言律詩――ことに拗體詩について―― | 興膳 宏 | 1 |
制御された逸脱――杜甫七言拗律論―― | 平田 昌司 | 18 |
杜甫の「貧しさ」をめぐって | 川合 康三 | 35 |
杜甫應酬詩小議 | 蒋 寅 早川 太基 譯 |
54 |
杜甫の秦州詩 | 小南 一郎 | 75 |
杜甫「詠懷古跡五首」之三――「王昭君」像の形成と白居易の繼承―― | 西村 富美子 | 96 |
記憶の再現――杜甫「江漢」を讀む―― | ウィリアム・H・ニイハウザー・Jr. 浅田 雅子・平田 昌司 譯 |
111 |
杜甫の仲人失敗について | 深澤 一幸 | 128 |
山人としての杜甫 | 金 文京 | 141 |
杜甫の中の陶淵明 | 釜谷 武志 | 160 |
雨の情景――陳與義の詠雨詩と杜甫―― | 緑川 英樹 | 175 |
春と無頼 | 中原 健二 | 200 |
「杜甫遊春」の系譜――民間における杜甫像の形成―― | 小松 謙 | 215 |
朝鮮時代私家杜注考 | 張 伯偉 山本 浩史 譯 |
234 |
第82冊(2012年4月) |
||
邵雍「歡喜吟」をめぐって | 森 博行 | 1 |
『夢林玄解』の成立―雲なす證言― | 大平 桂一 | 36 |
『董西廂』から『西廂記』への繼承―曲辭と構成の側面から― | 土屋 育子 | 57 |
金樓子譯注(四) | 興膳 宏 | 112 |
書評 岡田充博著『唐代小説「板橋三娘子」考―西と東の變驢變馬譚のなかで―』 | 赤井 益久 | 152 |
書評 張伯偉著『作為方法的漢文化圈』 | 堀川 貴司 | 167 |
第81冊(2011年10月) |
||
唐代園林連作詩考―王維「輞川集」を源として | 二宮 美那子 | 1 |
琉球本『人中畫』の成立―併せてそれが留める原刊本の姿について― | 木津 祐子 | 36 |
清朝宮廷大戲『鼎峙春秋』について―清朝宮廷における三國志劇― | 小松 謙 | 58 |
金樓子譯注(三) | 興膳 宏 | 130 |
紹介 韓國の中國學研究の現状紹介 | 金 文京 | 171 |
第80冊(2011年4月) |
||
敍述形式からみた太公書『六稲』の成立について | 鈴木 達明 | 1 |
朱敦儒の詞にあらわれた邵雍 | 森 博行 | 25 |
「社會的」な個の誕生―胡適の自傳および傳記について― | 福嶋 亮大 | 48 |
金樓子譯注(二) | 興膳 宏 | 73 |
書評 張天弓著『張天弓先唐書學考辨文集』 | 成田 健太郎 | 113 |
書評 芳村弘道編『十抄詩・夾注名賢十抄詩』 | 金 程宇 | 127 |
書評 洪本健校箋『歐陽脩詩文集校箋』 | 東 英壽 | 142 |
第79冊(2010年4月) |
||
風に運ばれる音―李白の詩にみえる音樂のイメージ― | 中 純子 | 1 |
梁山泊物語の成立について―『水滸傳』成立前史― | 小松 謙 | 25 |
二つの『指南録』自序 | 稲垣 裕史 | 50 |
金樓子譯注(一) | 興膳 宏 | 73 |
書評 李浩著『唐代三大地域文學士族研究(増訂本)』 | 齋藤 茂 | 113 |
紹介 覺え書―青木正児博士の畫― | 都留 春雄 | 180 |
第78冊(2009年10月) |
||
『史記』にみえる秦末漢初の歌と傳說-荊軻・項羽・劉邦・呂后をめぐる歌物語- | 谷口 洋 | 1 |
前には奢香有りて後には良玉 -明代西南女土司の女性民族英雄、構築されるそのイメージ- |
胡 曉眞 木下雅弘譯 |
54 |
翻譯と出版からみた中國における外國戲曲の受容 | 夏 嵐 | 91 |
郭沫若におけるキリスト教の受容 -小説『落葉』からみえるもの- |
中 裕史 | 118 |
中國小説史略考證 第二十九 序跋及補訂 | 中島 長文 | 136 |
書評 横山伊勢雄著『宋代文人の詩と詩論』 | 淺見 洋二 | 181 |
第77冊(2009年4月) |
||
〈筆勢〉の生れるところ-魏晉より唐初に至る書論を中心に- | 成田 健太郎 | 1 |
王維詩に見られる空間意識 | 張 紅 二宮美那子譯 |
31 |
詩に語られた「現代史」 -兪徳鄰「京口遣懷 張彦明 劉伯宣郎中并びに諸友に呈す一百韻」に見る歴史敍述- |
稻垣 裕史 | 54 |
中國小説史略考證 第二十八 | 中島 長文 | 79 |
書評 安藤信廣著『庾信と六朝文學』 | 原田 直枝 | 127 |
第76冊(2008年10月) |
||
楚地出土簡帛資料に現れる定型押韻句について | 鈴木 達明 | 1 |
嵇康の「聲無哀樂論」について | 宍戸 友紀 | 28 |
人境の自然-陶淵明における自然の新意- | 蔡 瑜 成田健太郎譯 |
62 |
元稹の異文化認識-白居易との應酬を中心に- | 好川 聰 | 106 |
中國小説史略考證 第二十七 | 中島 長文 | 147 |
書評 周勛初著・高津孝譯『中國古典文學批評史』 | 興膳 宏 | 180 |
第75册(2008年4月) |
||
漢代樂府と五言詩、七言詩の登場 | 楊 合林 青山剛一郎譯 |
1 |
陶淵明「讀山海經」詩の西王母像 | 興膳 宏 | 31 |
杜牧の詠物詩 | 伊崎 孝幸 | 57 |
『飛燕外傳』成書年代・作者考 | 三枝 茂人 | 88 |
清代通俗文藝におけるジャンルの影響力–敵役竇爾墩の事例から | 稻澤 夕子 | 134 |
中國小説史略考證 第二十六 | 中嶋 長文 | 163 |
書評 中島隆博『殘響の中國哲學–言語と政治』 | 鈴木 達明 | 195 |
書評 芳村弘道著『唐代の詩人と文獻研究』 | 植木 久行 | 210 |
紹介 近年の中國古典文學研究に關する一見解 | 張 伯偉 稻垣 裕史譯 |
237 |
第74册(2007年10月) |
||
詩經から漢魏六朝の敍事詩における頂眞格 ―形式及び語りの機能の發展を中心に |
林 宗正 二宮美那子譯 |
1 |
『三國志演義』の成立と展開について–嘉靖本と葉逢春本を手がかりに | 小松 謙 | 29 |
中國小説史略考證 第二十五 | 中嶋 長文 | 66 |
高麗朝における蘇東坡受容の樣相 ―使臣往來と蘇東坡詩文集の傳來を中心に |
鄭 墡謨 | 99 |
書評 村上哲見著『宋詞研究 南宋篇』 | 内山 精也 | 139 |
第73册(2007年4月) |
||
「形」についての小考 | 宇佐美 文理 | 1 |
白居易「池上篇并序」論–あわせて自適の空間を定義する幾つかの表現について | 二宮 美那子 | 14 |
晩唐の詠物詩 | 伊崎 孝幸 | 39 |
元代江南における詞樂の傳承 | 中原 健二 | 74 |
書評 石觀海著『宮體詩派研究』 胡大雷著『宮體詩研究』 歸青著『南朝宮體詩研究』 | 原田 直枝 | 110 |
第72册(2006年10月) |
||
「石室」の詩をめぐって–謝靈運・鮑照山水詩の比較 | 堂薗 淑子 | 1 |
涼州詞と涼州曲–唐代邊塞音樂管見 | 中 純子 | 25 |
張懷瓘『書斷』の書體論 | 成田 健太郎 | 54 |
蠻夷の光景―中唐の異文化受容史 | 好川 聰 | 87 |
書評 Tze-lan D.Sang. The Emerging lesbian: female same-sex desire in modern China | 濱田 麻矢 | 117 |
紹介 國際辭賦學學術研討會について―あわせて辭賦研究の動向にふれて | 谷口 洋 | 127 |
第71册(2006年4月) | ||
「江南は瘴癘の地」そして故郷は―隋の孫萬壽の詩を手がかりとして | 原田 直枝 | 1 |
邵雍の詩にあらわれた養生術 ―「二十五日、韻に依り左藏呉傳正寺丞に贈らるるに和す」詩を中心に |
森 博行 | 25 |
黄遵憲と日本漢詩 | 蔡 毅 | 50 |
文學史の視野のなかの「大學についての『語り』」 | 陳 平原 鈴木達明譯 |
78 |
書評 高木重俊著『初唐文學論』 | 道坂 昭廣 | 105 |
第70册(2005年10月) |
||
「悲劇の星雲」との格鬪―文學としての『史記』研究序説― | 谷口 洋 | 1 |
東方朔から孫悟空へ | 氏岡 眞士 | 34 |
義堂周信の杜甫受容について | 尚 永亮 愛甲 弘志譯 |
84 |
書評 加藤國安著『越境する庾信―その軌跡と詩的表現』 | 稻垣 裕史 | 106 |
紹介 本邦漢籍目録圖録及び解題編書目 附本邦漢籍目録書目補遺並びに追加 | 山口 謠司 | 126 |
第69册(2005年4月) |
||
六朝の謝啓について | 道坂昭廣 | 1 |
晩唐の詠史詩 | 伊崎孝幸 | 46 |
或る女性の影―周作人の文學的出發― | 森雅子 | 79 |
「不朽」の修辭學―胡適・コスモポリタニズム・白話詩― | 福嶋亮大 | 119 |
高麗朝における杜詩受容―李奎報を中心として― | 鄭墡謨 | 154 |
書評 赤井益久著『中唐詩壇の研究』 | 愛甲 弘志 | 179 |
書評 衣若芬著『觀看・敍述・審美―唐宋題畫文學論集』 | 淺見 洋二 | 201 |
紹介 中國における唐代文學研究のいくつかの状況について | 董乃斌 愛甲 弘志譯 |
215 |
第68册(2004年10月) |
||
蒼梧考 | 大野圭介 | 1 |
『隋書』文學傳の人びと―隋代の南朝由來の文人たちをめぐって― | 原田直枝 | 35 |
山水畫のテキスト化―『永州八記』を例とした一分析― | 梁敏兒 津守陽譯 |
57 |
弘治本西廂記について | 土屋育子 | 97 |
書評 宮崎法子著『花鳥・山水畫を讀み解く―中國繪畫の意味―』 | 西村富美子 | 121 |
紹介 本邦漢籍目録書目 | 山口謠司 | 134 |
第67册(2004年4月) |
||
李德裕と平泉莊 | 二宮美那子 | 1 |
人生識字憂患始―中國讀書人の憂愁― | 川合康三 | 40 |
汪元量の「湖州歌」九十八首について | 稻垣裕史 | 58 |
書評 松原 朗著『中國離別詩の成立』 | 川合康三 | 100 |
書評 竹村 則行著『楊貴妃文學史研究』 | 駱玉明 | 108 |
第66冊(2003年4月) |
||
語り得ぬものへのことば-荘子における言語問題と言説への意識について- | 鈴木 達明 | 1 |
田園と時間-陶淵明「歸去來兮辭」論- | 渡邉 登紀 | 31 |
文學言語としての「看」と六朝詩歌-意味の變遷と唐詩への流れ- | 堂薗 淑子 | 58 |
『聖諭』宣講-教化のためのことば | 木津 祐子 | 85 |
書評 大木康著『馮夢龍『山歌』の研究-中國明代の通俗歌謠』 | 伊藤 德子 | 109 |
第65冊(2002年10月) |
||
唐宋古文における「氣」の説と「雄健」の風 | 副島 一郎 | 1 |
文字之樂 -梅堯臣晩年の唱和活動と「樂」の共同體- | 緑川 英樹 | 32 |
『水滸傳』成立考 -語彙とテクニカル・タームからのアプローチ- | 高野 陽子 小松 謙 |
92 |
書評 筧文生著『唐宋文學論考』 | 孫 昌武 緑川英樹譯 |
148 |
第64冊(2002年4月) |
||
詩人と傳記作家 -盧藏用が抱いた文學觀と陳子昻の形象化- | 永田 知之 | 1 |
元結の敍景と敍情 | 好川 聰 | 34 |
『水滸傳』成立考-内容面からのアプローチ | 小松 謙 | 66 |
書評 佐竹保子『西晉文學論-玄學の影と形似の曙-』 | 青山 剛一郎 | 95 |
書評 賈晉華『唐代集會總集與詩人群研究』 | 齋藤 茂 | 105 |
第63冊(2001年10月) |
||
評點遡源 | 張 伯偉 齋藤 希史譯 |
1 |
擬古詩の變遷について -陸機から李白まで- | 辛 夏寧 | 68 |
成熟と老いの詩學認識 -杜甫から歐・梅まで- | 緑川 英樹 | 101 |
書評 田仲一成『明清の戲曲』 | 高橋 文治 | 149 |
第62冊(2001年4月) |
||
「三閭大夫」考 -あわせて楚國公族の興衰について- | 李 零 平田 昌司譯 |
1 |
峴山の涙 -羊祜「堕涙碑」の繼承 | 川合 康三 | 29 |
音の傳承 -唐代における樂譜と樂人- | 中 純子 | 50 |
朱子語類論文篇譯注(八) | 興膳 宏 木津祐子 齋藤希史 |
75 |
書評 松本肇著『唐宋文學』 | 五 皓 川合 康三 西上 勝 淺見 洋二 乾 源俊 和田 英信 |
97 |
第61冊(2000年10月) |
||
「歸去來兮辭」の「辭」について | 釜谷 武志 | 1 |
謝靈運の山居 -〈居〉の文學(二) | 齋藤 希史 | 19 |
韓愈・孟郊「城南聯句」初探 | 川合 康三 | 48 |
我與漢語方言 | 李 如龍 | 81 |
朱子語類論文篇譯注(七) | 興膳 宏 木津 祐子 齋藤 希史 |
92 |
紹介 アメリカにおける中國古典詩の研究 -一九六二年から一九九六年まで-第二部(下) |
ウィリアム・H・ニイハウザーJr 川合 康三譯 |
111 |
第60冊(2000年4月) |
||
詩的言語としての知覺動詞 -陶淵明と謝靈運の詩から- | 堂薗 淑子 | 1 |
中國話劇史上の翻譯劇とその上演 -戦時中及びその後の場合- | 夏 嵐 | 37 |
朱子語類論文篇譯注(六) | 興膳 宏 木津 祐子 齋藤 希史 |
65 |
書評 岡村繁『文選研究』 | 富永 一登 | 82 |
紹介 八十年來中國寒山詩的整理和研究 | 羅 時進 | 116 |
アメリカにおける中國古典詩の研究 -一九六二年から一九九六年まで-第二部(中) |
ウィリアム・H・ニイハウザーJr 川合 康三譯 |
142 |
第59冊(1999年10月) |
||
「郭璞」説話の形成 | 大平 幸代 | 1 |
贈内詩の流れと元槇 | 姜 若冰 | 34 |
蘇軾の詩における佛典受容について -『維摩經』『楞嚴經』を中心に- |
湯淺 陽子 | 63 |
鄭鎭孫と『直説通略』(下) | 宮 紀子 | 99 |
『殺夫』論 | 津守 陽 | 133 |
朱子語類論文篇譯注(五) | 興膳 宏 木津 祐子 齋藤 希史 |
162 |
書評 桐島薫子『晩唐詩人考- 李商隱・温庭筠・杜牧の比較と考察-』 | 愛甲 弘志 | 176 |
紹介 アメリカにおける中國古典詩の研究 ―一九六二年から一九九六年まで-第二部(上) |
ウィリアム・H・ニイハウザーJr 川合 康三譯 |
185 |
第58冊(1999年4月) |
||
疾踪する逸民 -郭璞「江賦」の敍法 | 佐竹 保子 | 1 |
元雜劇の祭祀的演目について | 小松 謙 | 27 |
鄭鎭孫と『直説通略』(上) | 宮 紀子 | 46 |
目の文學革命・耳の文學革命 -一九二十年代中國における聽覺メディアと「國語」の實驗- |
平田昌司 | 75 |
朱子語類論文篇譯注(四) | 興膳 宏 木津祐子 齋藤希史 |
115 |
書評 謝思煒『白居易集綜論』 | 下定 雅弘 | 141 |
紹介 近十年のフランスにおける中國文學研究の發展(下) | フランソワ・マルタン 興膳 宏譯 |
166 |
第57冊(1998年10月) |
||
妖道與妖術-小説、歴史與現實中的道敎批判- | 葛 兆光 | 1 |
蟬の詩に見る詩の轉變 | 川合 康三 | 27 |
陸雲與兄平原書箋注(二則) | 戴 燕 | 56 |
何遜詩の風景 -謝脁詩との比較- | 堂薗 淑子 | 65 |
朱子語類論文篇譯注(三) | 興膳 宏 木津 祐子 齋藤 希史 |
119 |
紹介 近十年のフランスにおける中國文學研究の發展(上) | フランソワ・マルタン 興膳 宏譯 |
121 |
第56冊(1998年4月) |
||
『史記』における二人稱代名詞の特徴について | 今鷹 眞 | 1 |
『孝經直解』の出版とその時代 | 宮 紀子 | 20 |
『五代史平話』のゆくえ -講史の運命- | 氏岡 眞士 | 58 |
廚川白村與中國現代文學裏的神秘主義 | 梁 敏兒 | 86 |
朱子語類論文篇譯(二) | 興膳 宏 木津 祐子 齋藤 希史 |
119 |
書評:中里見 敬『中國小説の物語論的研究』 | 金 文京 | 147 |
紹介 アメリカにおける中國古典詩の研究 -一九六二年から一九九六年まで-第一部(下) |
ウィリアム・H・ニイハウザーJr 川合 康三譯 |
158 |
第55冊(1997年10月) |
||
唐代詩論の展開における皎然詩式 | 興膳 宏 | 1 |
歸有光の文學 -所謂「唐宋派」の再檢討- | 田口 一郎 | 21 |
淸詩話佚書考 | 蒋寅 | 61 |
羅振玉・王國維と明治日本學界との出會い -『農學報』・東文學社時代をめぐって |
錢鷗 | 84 |
朱子語類論文篇譯注(一) | 興膳 宏 木津 祐子 齋藤 希史 |
127 |
紹介 アメリカにおける中國古典詩の研究 -一九六二年から一九九六年まで-第一部(上) |
ウィリアム・H・ニイハウザーJr 川合 康三譯 |
152 |
第54冊(1997年4月) |
||
初唐の「序」について | 道坂 昭廣 | 1 |
蘇軾の歸田と買田 | 湯淺 陽子 | 36 |
論廢名小説《橋》的詩化特徴 | 呉 曉東 | 70 |
「洋場」の「洋人」 -張愛玲小説の外國人- | 濱田 麻矢 | 83 |
朱子語類讀書法篇譯注(七) | 興膳 宏 木津 祐子 齋藤 希史 |
109 |
書評:川合康三著『中國の自傳文學』 | 吉川 忠夫 | 126 |
第53冊(1996年10月) |
||
うたげのうた | 川合 康三 | 1 |
陸機と「楚」 -聲律意識の形成について- | 木津 祐子 | 32 |
庾信の碑傳文 | 原田 直枝 | 52 |
廚川白村與中國現代作家 | 梁 敏兒 | 90 |
朱子語類讀書法篇譯注(六) | 興膳 宏 木津 祐子 齋藤 希史 |
109 |
書評 田中一成『中國巫系演劇研究』 | 金 文京 | 144 |
第52冊(1996年4月) |
||
靑銅鼎與錯金壺 -道敎語言在中晩唐詩歌中的使用- | 葛 兆光 | 1 |
陸雲的“用思困人”及其他 | 戴 燕 | 23 |
『文心雕龍』事類篇箚記 | 幸福 香織 | 37 |
蘇軾の觀物 | 湯淺 陽子 | 47 |
『殘唐五代演義』への道 -小説と講史- | 氏岡 眞士 | 77 |
朱子語類讀書法篇譯注(五) | 興膳 宏 木津 祐子 齋藤 希史 |
104 |
書評 夏傳才『詩經研究史?要』 | 大野 圭介 | 126 |
書評 田本相主編『中國現代比較戲劇史』 | 夏 嵐 | 134 |
第51冊(1995年10月) |
||
劉歆 「上山海經表」をめぐって | 大野圭介 | 1 |
關於〈吟窗雜録〉及其版本問題(附校記) | 張 少康 | 28 |
李夢陽詩論 | 松村 昂 | 69 |
話劇史における飜譯劇とその上演 -一九三〇年までの場合- | 夏 嵐 | 116 |
朱子語類讀書法篇譯注(四) | 興膳 宏 木津 祐子 齋藤 希史 |
148 |
書評 程章燦『魏晉南北朝賦史』 | 原田 直枝 | 172 |
第50册 記念號(1995年4月) |
||
語から説へ -中國における「小説」の起源をめぐって- | 小南 一郞 | 1 |
文學と消憂 -魏晉時代まで- | 釜谷 武志 | 10 |
「孔雀東南飛」の背景 | 松家 裕子 | 21 |
美としての樂へ -「文賦」における音- | 木津 祐子 | 32 |
唐代小説史における根本説一切有部律 | 平田 昌司 | 44 |
終南山の變容 -盛唐から中唐へ- | 川合康三 | 55 |
皎然詩式の構造と理論 | 興膳 宏 | 68 |
「王昭君變文」考 | 金 文京 | 81 |
張協状元戲文について | 赤松 紀彦 | 97 |
屈大均の詞 | 淸水 茂 | 108 |
黄遵憲と宮島誠一郞 -日・淸政府の官僚文人交遊の一軌跡- | 筧 久美子 | 118 |
雜誌『紅黑』 | 吉田 富夫 | 130 |
何其芳の永恆 -「花環」と「扇」を中心に- | 中 裕史 | 139 |
漱石詩六則 | 一海 知義 | 148 |
朱子語類讀書法篇譯注(三) | 興膳 宏 木津 祐子 齋藤 希史 |
158 |
第49册 (1994年10月) |
||
もう一つの文筆説 -「筆」をめぐる試論- | 幸福 香織 | 1 |
後漢における「設論」の變質と解體 | 谷口 洋 | 28 |
「哀江南賦」論 -鋪陳に於ける時間 - | 原田 直枝 | 58 |
京都時代の王國維と鈴木虎雄(附:鈴木虎雄宛の王國維未發表書簡) | 錢 鷗 | 90 |
朱子語類讀書法篇譯注(二) | 興膳 宏 木津 祐子 齋藤 希史 |
119 |
書評 M・A・フラー著『東坡への道-蘇軾の詩境の發展』 | 湯淺 陽子 | 153 |
書評 丸尾常喜『魯迅「人」「鬼」の葛藤』 | 山田 敬三 | 165 |
第48册 (1994年4月) |
||
杜詩における「陶謝」 -「眞」字を手がかりに- | 森 博行 | 1 |
白居易の制誥の新體と舊體について | 周 雲喬 | 35 |
蘇軾の吏隠 -密州知事時代を中心に- | 湯淺 陽子 | 63 |
「林譯小説」前的飜譯小説 | 李 慶國 | 94 |
朱子語類讀書法篇譯注(一) | 興膳 宏 木津 祐子 齋藤 希史 |
109 |
書評 太田次男著『中唐文人考-韓愈・柳宋元・白居易』 | 筧 文生 | 139 |
紹介 中國における書論研究の現状と課題 | 大野 修作 | 148 |
第47册 (1993年10月) |
||
劉楨贈答詩論 | 龜山 朗 | 1 |
詩品から詩話へ | 興膳 宏 | 31 |
詩人と妻 -中唐士大夫意識の一斷面 | 中原 健二 | 64 |
宋人の見た柳宋元 | 副島 一郎 | 103 |
書評 蒋寅著『大暦詩風』 | 赤井 益久 | 146 |
紹介 京都における羅振玉と王國維の寓居 | 錢 鷗 | 156 |
第46册 (1993年4月) |
||
殷周開國の神話と「神代史」 | 大野 圭介 | 1 |
陸機賦論探微 | 曹 虹 | 38 |
論鍾嶸《詩品》的思想基礎 | 張 伯偉 | 50 |
蘇軾の自然描寫 -杭州通判期の詩をめぐって- | 湯淺 陽子 | 68 |
新時期文學における愛の諸相 | 三枝 裕美 | 99 |
書評 V・H・メイヤー著『唐代變文-中國俗文學形成への佛敎の貢獻』 | 小南 一郎 | 134 |
紹介 中國四川國際文化研討會 -中國における『三國演義』の研究動向- | 上野 隆三 | 144 |
第45册 (1992年10月) |
||
落英(下) -早年讀書生活的回憶- | 魯 國堯 | 1 |
中國古代的詩論和畫論 | 張 少康 | 23 |
揚雄の「解嘲」をめぐって -「設論」の文學ジャンルとしての成熟と變質 | 谷口 洋 | 32 |
填詞への目覺め -白居易杭州刺史時期の文學的意味 | 中 純子 | 76 |
書評 瞿蛻園『劉禹錫集箋證』三分冊 | 齋藤 茂 | 106 |
書評 アンドレ・レヴィ著『中國古典文學』 | 興膳 宏 | 115 |
紹介 中國における一九八〇年以降の鍾嶸《詩品》研究概觀(二) | 淸水 凱夫 | 123 |
第44册 (1992年4月) |
||
落英(上) -早年讀書生活的回想- | 魯 國堯 | 1 |
潘岳「西征賦」攷 | 原田 直枝 | 22 |
月明の中の李白 | 興膳 宏 | 60 |
詩は世界を創るか -中唐における詩と造物 | 川合 康三 | 92 |
書評 D・R・コネクタス譯『文選』第一卷・第二卷 | 齋藤 希史 谷口 洋 原田 直枝 |
120 |
紹介 中國における一九八〇年以降の鍾嶸《詩品》研究概觀(一) | 淸水 凱夫 | 137 |
第43册 (1991年4月) |
||
「客難」をめぐって | 谷口 洋 | 1 |
同時代人の見た楊貴妃 -李白・杜甫の詩歌における比擬表現を中心にして | 戸崎 哲彦 | 52 |
躍動する精神(續) -王國維の史學について | 井波 陵一 | 86 |
書評 入谷仙介注『賴山陽・梁川星巖』 黑川洋一注『菅茶山・六如』 揖斐高注『市川寛齋・大窪詩佛』 |
淸水 茂 | 126 |
書評 王運熙・楊明著『魏晉南北朝文學批評史』 | 釜谷 武志 | 133 |
紹介 丁玲の故郷を訪ねて -湖南省臨灃、常德、桃源、長沙 | 三枝 裕美 | 142 |
第42册 (1990年10月) |
||
抒情的五言詩の成立について | 松家 裕子 | 1 |
建安年間後期の曹植の<贈答詩>について | 龜山 朗 | 30 |
<居>の文學 -六朝山水/隱逸文學への一視座 | 齋藤 希史 | 61 |
楊誠齋の詩 | 西岡 淳 | 93 |
躍動する精神 -王國維の文學理論について | 井波 陵一 | 120 |
書評 田仲一成『中國祭祀演劇研究』『中國の宗族と演劇』『中國郷村祭祀研究 地方劇の環境』 | 小松 謙 金 文京 |
150 |
第41册 (1990年4月) |
||
枯れ木にさく詩 -詩的イメージの一系譜- | 興膳 宏 | 1 |
徘徊と逍遙 -阮籍「詠懷詩」の一考察- | 森田 浩一 | 40 |
韓愈と白居易 -對立と融和 | 川合 康三 | 66 |
李劼人の成都描寫 | 中 裕史 | 101 |
書評 朱金城『白居易集箋校』 | 太田 次男 | 129 |
書評 井上泰山・大木康・金文京・氷上正・古屋昭弘共著『花關關索傳の研究』 | 上野 隆三 | 147 |
第40冊(1989年10月) |
||
淸水 茂敎授著作目録 | ||
いくつかの敦煌文獻にもとづく後期道敎の諸相 | ミシェル・スワミエ 興膳 宏 譯 |
1 |
漢魏六朝における「銘」 | 釜谷武志 | 16 |
『劍南詩稿』に於ける詩人像 -「狂」の詩人陸放翁 | 西岡 淳 | 47 |
呉梅村硏究(後篇) | 小松 謙 | 76 |
茅盾の性慾描寫論と『蝕』『野薔薇』における性愛 | 三枝 茂人 | 126 |
書評 V・H・メイヤー著 『四人の詠懷詩人-阮籍・陳子昂・張九齢・李白による連作詩集の索引-』 |
道坂 昭廣 | 156 |
紹介 湖北省三國關係遺跡 | 上野 隆三 | 167 |
第39冊(1988年10月) |
||
鳳凰とフェニックス | ジャン-ピエール・ディエニィ | 1 |
「陌上桑」をめぐって | 松家 裕子 | 18 |
潘岳「悼亡詩」論 | 齋藤 希史 | 47 |
王維與錢起 | 馬 曉地 | 75 |
呉梅村硏究(前篇) | 小松 謙 | 97 |
書評 アン・バーレル譯『玉臺新詠』 | 畑山 桂子 | 151 |
書評 『葛雲文璇奎博士華甲紀年論文集』 | 沈 慶昊 | 160 |
第38册 (1987年10月) |
||
柳宋元と中唐の佛敎 | 戸崎 哲彦 | 1 |
元雜劇の開場について | 小松 謙 | 54 |
『三國演技における趙雲像』 | 上野 隆三 | 86 |
論王漁洋《秋柳》詩之朦朧美 | 馬 曉地 | 115 |
袁枚「性靈説」乃其與其他詩派的關係 | 李 鋭淸 | 126 |
書評 ロナルド・C・ミャオ『中國中世前期の詩歌――王粲(一七七-二一七)の生涯と詩歌』 | 蒲 豐彦 | 146 |
書評 J・T・ウィクステッド譯注 元好問『論詩絕句』 | 高橋 文治 | 154 |
第37冊(1986年10月) |
||
中國古代文學理論的民族特點 | 張 少康 | 1 |
小説戲曲在明代文學史上的地位 | 王 利器 | 19 |
隋の煬帝について――その詩に關する一考察―― | 道坂 昭廣 | 24 |
李氏朝鮮における杜甫詩集の刋行について | 沈 慶昊 | 51 |
『聊齋志異』の會話表現について | 岡本 不二明 | 94 |
書評 福建師範大學中文系古典文学敎研室選注『淸詩選』 | 松村 昻 | 123 |
紹介 中國社會科學院文學研究所 | 薛 智 | 146 |
紹介 山西中南部の戲曲文物とその硏究 | 赤松 紀彦 | 155 |
第36冊(1985年10月) |
||
中國古代詩歌的比興和想像 | 周 祖謨 | 1 |
五言詩起源於婦女文學考 | 呉 世昌 | 7 |
陳子昻「感遇」詩三十八首の世界 | 森 博行 | 15 |
柳宋元の明道文學-陸淳の春秋學との關係 | 戸崎 哲彦 | 47 |
瞿秋白と初期左聯 | 淺野 純一 | 81 |
書評 張錫厚校輯『王梵志詩校輯』 | 松尾 良樹 | 110 |
書評 蕭鳳『蕭紅傳』 | 岡田 英樹 | 121 |
第35册 (1983年10月) |
||
「論衡」に於ける意・數・體 | 小池 一郎 | 1 |
釋「放蕩」-兼論六朝文風 | 鄧 仕樑 | 37 |
西遊記の成立 | 中鉢 雅量 | 54 |
書評 小西昇『小西昇中國文學論集 漢代樂府謝靈運詩論集』 | 矢淵 孝良 | 91 |
書評 孫昌武『柳宋元傳論』 | 戸崎 哲彦 | 101 |
書評 李厚基・韓海明『人鬼狐妖的藝術世界-《聊齋志異》散論(附選注百篇)』 | 岡本 不二明 | 112 |
第34冊(1982年10月) |
||
金末の士風と元曲 | 高橋 文治 | 1 |
汗衫記劇について ――元刋本・明抄本と明刋本―― | 赤松 紀彦 | 36 |
『賺蒯通』雜劇の構造について | 小松 謙 | 69 |
書評 武部利男譯『白樂天詩集』 | 西村 富美子 | 102 |
書評 張國光『《水滸》與金聖嘆硏究』 | 中鉢 雅量 | 116 |
紹介 紅學界の現狀簡介 | 井波 陵一 | 123 |
第33冊(1981年10月) |
||
李賀と比喩 | 川合 康三 | 1 |
朱熹「楚辭集注」攷 | 小南 一郞 | 32 |
王世貞悔作巵言說辨 | 顔 婉雲 | 83 |
端木蕻良の文學に於けるトルストイの影響 | 村田 裕子 | 91 |
書評 松浦友久『詩語の諸相-唐詩ノート-』 | 山本 敏雄 | 124 |
書評 王康『聞一多傳』 | 楠原 俊代 | 132 |
第32册 (1980年10月) |
||
中國古代文學之比較研究 | 饒 宗頣 | 1 |
[附論]サンスクリットの四つの流母音R、-R、L、-Lとその中國文學への影響 | 饒 宗頣 金 文京 譯 |
37 |
元稹の夢についての考察 | 高橋 美千子 | 47 |
小說「李娃傳」の劇化-「曲江池」と「繍襦記」- | 金 文京 | 74 |
隋書經籍志序譯註(七) | 興膳 宏 川合 康三 |
116 |
書評 林田愼之助『中國中世文學批評史』 | 釜谷 武志 | 135 |
書評 中國社會科學院文學研究所『唐詩選』 | 淸水 茂 | 148 |
第31冊(1980年4月) |
||
漢魏詩における寓意的自然描寫――曹植「吁嗟篇」を中心に―― | 龜山 朗 | 1 |
六朝模擬詩小考 | 衣川 賢次 | 29 |
文學批評家としての錢謙益 | 吉川 幸次郎 | 64 |
隋書經籍志序譯註(六) | 興膳 宏 川合 康三 |
90 |
第30冊(1979年4月) |
||
謝脁詩論 | 井波 律子 | 1 |
晩唐詩の「夢」――李商隱と杜牧の一側面―― | 松岡 秀明 | 45 |
《紅樓夢》-その内なる軋み | 小濱 陵一 | 74 |
隋書經籍志序譯註(五) | 興膳 宏 川合 康三 |
105 |
書評 高木正一譯註『鍾嶸詩品』 | 釜谷 武志 | 136 |
書評 平野顯照『唐代文學と佛敎の研究』 | 筧 文生 | 143 |
第29册 (1978年4月) |
||
帛書老子文體考 | 小池 一郎 | 1 |
王粲詩について | 下定 雅弘 | 46 |
阮籍の飛翔 | 川合 康三 | 82 |
隋書經籍志序譯注(四) | 興膳 宏 川合 康三 |
101 |
書評 デイヴィッド・ホークス譯 曹雪芹《石頭記》 | 小濱 陵一 | 130 |
書評 魯迅撰 『中國人民解放軍五一一〇一部隊理論組』註 《吶喊》魯迅撰『天津碱廠工人理論組・南開大學中文系』註《彷徨》 |
黎 活仁 | 144 |
第28冊(1977年10月) |
||
陸雲「兄への書簡」-その文學論的考察- | 釜谷 武志 | 1 |
玉川子の詩 | 井口 孝 | 32 |
「隱」「秀」表現の知覺言語的檢討――宋代詩話を中心に―― | 岡本 不二明 | 71 |
隋書經籍志序譯註(三) | 興膳 宏 川合 康三 |
112 |
書評 吉川幸次郎『讀書の學』――フランス文學の一讀者による紹介と感想―― | 中川 久定 | 143 |
『李白硏究――抒情の構造』補稿-武部利男氏の書評に答える- | 松浦 友久 | 158 |
第27冊(1977年4月) |
||
江淹「雜體詩」三十首について | 森 博行 | 1 |
杜甫「又呈呉郎」の詩について――「卽防遠客雖多事、便疏挿籬却甚眞」―― | 黑川 洋一 | 36 |
蘇東坡書簡の傳來と東坡集諸本の系譜について | 村上 哲見 | 51 |
隋書經籍志序譯註(二) | 興膳 宏 川合 康三 |
88 |
書評 高木正一譯註『鍾嶸詩品』 | 釜谷 武志 | 136 |
書評 入谷仙介「王維研究」 | 井口 孝 | 121 |
書評 松浦友久「李白研究-抒情の構造-」 | 武部 利男 | 129 |
書評 村上哲見「宗詞研究」(唐五代北宋篇) | 中原 健二 | 134 |
第26册 (1976年4月) |
||
白仁甫の文學 | 金 文京 | 1 |
林黛玉論――日常的解體を越えんとして―― | 小濱 陵一 | 44 |
魯迅と厨川白村 | 楠原 俊代 | 79 |
書評 シリル・バーチ『中國文學の諸ジャンルの研究』 | 108 | |
書評 陳世驤「詩經、その中國の文學の歴史及び詩學における特質的意義」 | 前山 愼太郎 | 108 |
書評 デイヴィッド・ホークス「女神の探究」 | 平田 昌司 | 111 |
書評 ハンス・H・フランケル「樂府詩」 | 小池 一郎 | 115 |
書評 ジェームズ・R・ハイタワー「陶潜詩の典故」 | 矢淵 孝良 | 122 |
書評 劉若愚「『詞』の文學的特質」趙葉嘉瑩「呉文英の『詞』-現代的な視點から | 高橋 文治 | 125 |
書評 ジェームズ・I・クランプ「元曲の傳統と技巧」 | 川口 伸 | 130 |
書評 シリル・バーチ「明代傳奇に關する若干の問題と方法」 | 金 文京 | 133 |
書評 ヤロスラフ・プルシェク「瓦子 -民間文藝の搖籃期」 | 阿辻 哲次 | 138 |
書評 パトリック・ハナン「中國短篇小說の早期-その概括的批評理論」 | 山崎 康子 | 141 |
書評 夏志淸「軍記物語:中國小說の一様式」 | 小濱 陵一 | 144 |
第25冊(1975年4月) |
||
詩經の新古層辨別の一標準 | 高田 時雄 | 1 |
魏・晉詩における「夕日」について | 森 博行 | 11 |
柳永詞について――その艶詞に關する一考察―― | 中原 健二 | 33 |
隋書經籍志序譯註(一) | 興膳 宏 川合 康三 |
57 |
書評 岡村繁『陶淵明 世俗と超俗』 | 矢淵 孝良 | 90 |
書評 小田嶽夫『郁達夫傳――その詩と愛と日本』 | 永島 廉司 | 96 |
第24冊(1974年10月) |
||
「暮れる」ということ――古代詩の時間意識―― | 小池 一郎 | 1 |
阮瑀の五言詩について | 下定 雅弘 | 22 |
韋應物の歌行 | 深澤 一幸 | 48 |
李商隱の戀愛詩 | 川合 康三 | 75 |
書評 F・テーケイ「中國の悲歌の誕生――屈原とその時代」 | 井波 律子 | 101 |
書評 ペンギンの中國詩の英譯 | バートン・ワトソン | 107 |
書評 章士釗「柳文指要」 | 筧 文生 | 111 |
第23册 (1972年10月) |
||
曹操論 | 井波 律子 | 1 |
南朝の戀歌 | 小南 一郎 | 28 |
李白の作詩の年代 | 小川 環樹 | 55 |
李賀とその詩 | 川合 康三 | 65 |
書評 前野直彬「唐代の詩人達」 | 淸水 茂 | 82 |
書評 郭沫若「李白與杜甫」 | 筧 久美子 | 86 |
書評 金岡照光「敦煌出土文學文獻分類目錄」「敦煌の文學」 | 入矢 義高 | 93 |
第22冊(1968年4月) |
||
陸庾連珠小考 | 横山 弘 | 1 |
柳宗元の文學作品に見る合理主義的側面と非合理的側面の交錯 | 松村 眞治 | 30 |
「隨園詩話」の世界 | 松村 昂 | 57 |
書評 H.S.レヴィ譯註「陽氣な女神たちの館」 八木澤元「遊仙窟全講」 | 入矢 義高 | 100 |
書評 吉川幸次郎「杜甫Ⅰ」 | 小南 一郎 | 109 |
書評 莊司格一・淸水榮吉・志村良治譯「中國の笑話」 | 興膳 宏 | 114 |
第21冊(1966年10月) |
||
左思と詠史詩 | 興膳 宏 | 1 |
「捜神記」の文體 | 小南 一郎 | 57 |
梁初の文學集團 | 森野 繁夫 | 83 |
中唐詩人の樂府 | 增田 淸秀 | 109 |
書評 羅根澤「中國文學批評史」 | 小川 環樹 | 137 |
書評 丸山キヨ子「源氏物語と白氏文集」 | 西村 富美子 | 141 |
書評 渡邊照宏・宮坂宥勝校注「三敎指歸・性靈集」 | 入矢 義高 | 146 |
紹介 歷史劇「海瑞罷官」をめぐる學術政治論爭 | 松村 昻 | 163 |
第20册 (1965年4月) |
||
身振りと文學-史記成立についての一試論- | 宮崎 市定 | 1 |
王粲詩論考 | 伊藤 正文 | 28 |
「宋詩鈔」の選者たち――「人」によって「史」を存す―― | 湯淺 幸孫 | 68 |
殘唐五代史演義論――英雄中心主義―― | 橋本 堯 | 93 |
書評 F・W・モート「詩人高啓」 | 入谷 仙介 | 124 |
書評 小島憲之校注『懷風藻・文華秀麗集・本朝文粹』 | 入矢 義高 | 130 |
紹介 中國文學の領域におけるドイツ支那學の業績 | ギュンター・デボン 村上 哲見 譯 |
149 |
第19冊(1964年7月) |
||
漢詩外傳の一考察-說話を主體とする詩傳の持つ意義- | 西村 富美子 | 1 |
詩人としての郭璞 | 興膳 宏 | 17 |
晩年の王維(下) | 入谷 仙介 | 68 |
韓愈南山詩與曇無讖譯馬鳴佛所行讚 | 饒 宗頣 | 98 |
宋代演劇窺管――陸游・劉克莊詩を資料として―― | 岩城 秀夫 | 102 |
書評 バートン・ワトソン「古代の中國文學」 | 金谷 治 | 128 |
書評 小尾郊一「中國文學に現われた自然と自然觀――中世文學を中心として―― | 筧 文生 | 134 |
書評 夏承燾・吳熊和『讀詞常識』 | 小川 環樹 | 144 |
第18冊(1963年4月) |
||
詩經とヨーロッパの民謡 | ジャン・ピエール・ディエニ | 1 |
嵆康・阮籍から陶淵明へ-矛盾感情の文學的處理における三つの型- | 鈴木 修次 | 25 |
晩年の王維(上) | 入谷 仙介 | 51 |
新五代史の文體の特色 | 小川 環樹 | 76 |
劉基詩序説 | 福本 雅一 | 91 |
胡萬春という作家 | 相浦 杲 | 108 |
書評 ワトソン「太史公、司馬遷」同「太史公書――司馬遷の史記よりの飜譯」 | 今鷹 眞 | 138 |
書評 前野直彬注解「唐詩選」 | 花房 英樹 | 146 |
書評 小島憲之『上代日本文學と中國文學』(上) | 淸水 茂 | 154 |
紹介 フランスにおける中國文學研究の現状 | M・カルタンマルク 興膳 宏 譯 |
164 |
第17册 (1962年10月) |
||
吾道長悠悠――杜甫の自覺―― | 小川 環樹 | 1 |
乾坤と天地――杜甫の世界觀の手がかりとして―― | 入谷 仙介 | 9 |
杜詩に於ける抒情 | 倉田 淳之助 | 24 |
杜甫と月 | 吉川 幸次郎 | 38 |
書評 F・W・モート「詩人高啓」 | 入谷 仙介 | 124 |
杜甫の馬・鷹の詩について | 高木 正一 | 45 |
出塞と何園の連章詩 前出塞と後出塞 | 杉本 行夫 | 71 |
杜詩「聞官軍収河南河北」考 | 田中 謙二 | 95 |
論杜甫夔州詩 | 饒 宗頣 | 104 |
杜甫與高適――杜詩札叢之一―― | 夏 承燾 | 119 |
杜甫と元結・「篋中集」の詩人たち | 伊藤 正文 | 123 |
放翁と杜甫 | 一海 知義 | 148 |
陸游の目に映じた杜甫 | 前野 直彬 | 162 |
日本に於ける杜甫 | 神田 喜一郎 | 186 |
紹介 杜甫誕生千二百五十周年 | 筧 文生 | 196 |
第16冊(1962年4月) |
||
嵆康の飛翔 | 興膳 宏 | 1 |
柳宗元詩考 | 筧 文生 | 29 |
岳飛「満江紅」詞考辨 | 夏 承燾 | 56 |
魯迅「野草」論 | 吉田 富夫 | 64 |
藤村における杜甫 -「ただひとり岩をめぐりて、この岸に愁を繋ぐ」―― | 黑川 洋一 | 109 |
書評 アーサー・ウェイリー譯注『敦煌の歌謠と説話』 | 入矢 義高 | 115 |
書評 朱東潤「陸游研究」于北山「陸游年譜」 | 小川 環樹 | 125 |
書評 李希凡『論中國古典小説的藝術形象』 | 入谷 仙介 | 132 |
書評 川口久雄『平安朝日本漢文學史の研究』 | 淸水 茂 | 140 |
第15冊(1961年10月) |
||
嵆康詩小論 | 興膳 宏 | 1 |
冥界遊行(下) | 前野 直彬 | 33 |
中年期の王維 | 入谷 仙介 | 49 |
捜玉小集について | 伊藤 正文 | 74 |
書評 倉石武四郎・須田禎一編譯『歴代詩選』 | 武部 利男 | 102 |
書評 北京大學中文系文學專門科一九五五級集體編著『中國小説史稿』 | 橋本 堯 | 110 |
書評 ルイ・リコー、ニエム・トアン共譯「武則天」(佛譯) | 都留 春雄 | 116 |
書評 嚴敦易「元劇斟疑」 | 岩城 秀夫 | 120 |
第14册 (1961年4月) |
||
推移の悲哀-古詩十九首の主題-(下) | 吉川 幸次郎 | 1 |
陸機文賦理論與音樂之關係 | 饒 宗頣 | 22 |
冥界遊行(上) | 前野 直彬 | 38 |
辛棄疾「菩薩蠻」(鬱孤臺下)補考 | 小川 環樹 | 58 |
元刊古今雜劇三十種の流傳 | 岩城 秀夫 | 67 |
書評 高松亨明「詩品詳解」 | 入矢 義高 | 90 |
書評 陳友琴「白居易詩評述彙編」 | 花房 英樹 | 97 |
紹介 第三回中國文學藝術工作者代表大會をめぐって | 吉田 富夫 | 112 |
第13冊(1960年10月) |
||
賈誼の「鵩鳥の賦」の立場 | 伊藤 富雄 | 1 |
史記における人間描寫 | 田中 謙二 | 25 |
任昉述異記について | 森野 繁夫 | 54 |
敦煌出現の胡笳十八拍 | 小島 祐馬 | 69 |
蘇軾詩論稿 | 山本 和義 | 76 |
書評 網祐次「中國中世文學研究――南齊永明時代を中心として――」 | 小尾 郊一 | 92 |
書評 D・ホルツマン「嵇康の生涯と思想」 | 福永 光司 | 105 |
書評 朱東潤「陸游傳」 | 小川 環樹 | 114 |
紹介 「胡笳十八拍」論爭 | 入矢 義高 | 124 |
第12冊(1960年4月) |
||
推移の悲哀――古詩十九首の主題――(中) | 吉川 幸次郎 | 1 |
文選挽歌詩考 | 一海 知義 | 19 |
陸機の傳記とその文學(下) | 高橋 和巳 | 49 |
沈亞之と小説 | 内山 知也 | 85 |
茅盾文學序説――「腐蝕」を中心として―― | 吉田 富夫 | 135 |
書評 葉笑雪「謝靈運詩選」 | 高木 正一 | 164 |
書評 荒井健「李賀」葉葱奇「李賀詩集」 | 興膳 宏 | 172 |
紹介 關漢卿の生平年代論爭のあと | 田中 謙二 | 182 |
第11册 (1959年10月) |
||
陸機の傳記とその文學(上) | 高橋 和巳 | 1 |
王維の前半生 | 入谷 仙介 | 58 |
新撰類林抄校讀記 | 小川 環樹 | 92 |
對人稱呼の使用における「正格」と「破格」について ――「紅樓夢」における文體論的研究―― |
山口 明子 | 103 |
「家」について――巴金の小説意識についての一考察―― | 下條 一誠 | 143 |
書評 加藤平八譯茅盾『東洋のリアリズム』 | 谷 友幸 | 167 |
書評 チャン・インナン、レウィス・ウォルムスレイ「王維の詩」英譯 | バートン・ワトソン | 171 |
書評 蔣禮鴻「敦煌變文字義通釋」 | 入矢 義高 | 175 |
書評 八木澤元「明代劇作家研究」 | 岩城 秀夫 | 181 |
書評 『浦江淸文錄』 | 淸水 茂 | 188 |
第10冊(1959年4月) |
||
推移の悲哀――古詩十九首の主題――(上) | 吉川 幸次郎 | 1 |
盛唐詩人と前代の詩人――盛唐に於ける文學論の一面――(下) | 伊藤 正文 | 17 |
賈島 | 荒井 健 | 52 |
敎坊記辨附望江南菩薩蠻小考 | 村上 哲見 | 96 |
魯迅の小説の一側面――主として作品「藥」について―― | 相浦 杲 | 114 |
書評 賀次君『史記書錄』 | 神田 喜一郎 | 146 |
書評 黃錫珪「李太白年譜」詹鍈「李白詩文繫年」 | 島田 久美子 | 151 |
書評 施子愉「柳宗元年譜」 | 筧 文生 | 156 |
書評 錢鍾書「宋詩選註」 | 小川 環樹 | 160 |
第9冊(1958年10月) |
||
伎樂源流考 | 濱 一衞 | 1 |
李白の樂府について | 島田 久美子 | 17 |
元稹の豔詩及び悼亡詩について | 山本 和義 | 54 |
袁中郎の性霊説 | 松下 忠 | 85 |
<子夜>について | 山田 富夫 | 127 |
書評 王力「漢語詩律學」 | 小川 環樹 入矢 義高 |
153 |
書評 斯波六郎「中國文學における孤獨感」 | 福永 光司 | 164 |
書評 太田青丘「日本歌学と中國詩学」 | 船津 富彦 | 172 |
第8册 (1958年4月) |
||
賈誼の賦について | 金谷 治 | 1 |
史記にあらわれた司馬遷の因果応報の思想と運命觀 | 今鷹 眞 | 26 |
陸機の生涯と「文賦」制作の正確な年代 | 陳 世驤 一海 知義 譯 |
50 |
六朝文學に現はれた山水觀 | 小尾 郊一 | 79 |
盛唐詩人と前代の詩人-盛唐に於ける文學論の一面-(上) | 伊藤 正文 | 95 |
書評 グレン・バクスタ「中國文學」 陳世驤「中國文學」小川環樹「中國文學」 |
吉川 幸次郎 | 134 |
書評 胡忌「宋金雜劇考」 | 岩城 秀夫 | 139 |
書評 顧學頡選註「元人雜劇選」 | 入矢 義高 | 147 |
書評 尾坂徳司「中國新文學運動史」 | 島田 久美子 | 156 |
紹介 丁玲批判について | 相浦 杲 | 161 |
第7冊(1957年10月) |
||
左傳の書きかた――その文學的側面について―― | バートン・ワトソン | 1 |
潘岳論 | 高橋 和巳 | 14 |
西晋の詩人張協について | 一海 知義 | 92 |
書評 魚返善雄・高田淳共譯 オディル・カルタンマルク・ゲキエ「中国文学史」 |
島田 久美子 | 134 |
書評 石川一成「李長吉の色彩感覚」 李嘉言「李賀與晩唐」「詞的起源與唐代政治」「李賀詩校釋」 上尾龍介「苦吟と象徴」「李賀と孟郊」「夜の詩人」 |
荒井 健 | 138 |
書評 歐小牧「愛國詩人陸游」 | 小川 環樹 | 143 |
紹介 李後主の詞に關する討論 | 村上 哲見 | 150 |
第6冊(1957年4月) |
||
阮籍の詠懷詩について(下) | 吉川 幸次郎 | 1 |
歸去來の辭について | 吉岡 義豊 | 25 |
杜甫「登岳陽樓」の詩について――「呉楚東南坼、乾坤日夜浮」考―― | 黒川 洋一 | 45 |
李義山の無題詩 | 鈴木 虎雄 | 63 |
戲曲荊釵記はいかに改作されているか | 岩城 秀夫 | 81 |
「百家爭鳴」その後 | 入矢 義高 | 107 |
書評 王瑶編注「陶淵明集」 | 一海 知義 | 121 |
書評 馮夢龍編著顧學頡校注「醒世恒言」 | 田中 謙二 | 133 |
書評 人民文學出版社「魯迅全集」 増田渉・松枝茂夫・竹内好編「魯迅選集」 |
尾崎 雄二郎 | 141 |
紹介 最近の中國における琵琶記論爭 | 岩城 秀夫 | 150 |
第5册 (1956年10月) |
||
阮籍の詠懷詩について(上) | 吉川 幸次郎 | 1 |
温飛卿の文學 | 村上 哲見 | 19 |
明七子の先聲――楊維楨の文學觀について―― | 前野 直彬 | 41 |
王世貞の古文辭説よりの脱化について | 松下 忠 | 70 |
『金瓶梅詞話』所引の寳卷について | 澤田 瑞穂 | 86 |
「太陽照在桑乾河上」をめぐつて | 島田 久美子 | 99 |
書評 周紹良「敦煌變文彙錄」 | 入矢 義高 | 122 |
書評 夏承燾「唐宋詞人年譜」 | 清水 茂 | 146 |
書評 ビショップ「三言の研究」 | 小川 環樹 | 151 |
第4冊(1956年4月) |
||
杜甫「秋興八首」序説 | 黒川 洋一 | 1 |
王梵志について(下) | 入矢 義高 | 19 |
紅樓夢の構成について | 加藤 知彦 | 57 |
隱れたる批評家――清田儋叟の批評的業績―― | 中村 幸彦 | 83 |
虚字考 | 青木 正児 | 98 |
書評 李長之「中國文學史略稿」林庚「中國文學簡史」 | 荒井 健 一海 知義 淸水 茂 高橋 和巳 村上 哲見 |
108 |
書評 吉川幸次郎「項羽の垓下歌について」「漢の高祖の大風歌について」 | 桑原 武夫 | 122 |
書評 王瑤「李白」林庚「詩人李白」武部利男「李白小傳」 | 福永 光司 | 131 |
書評 影弘治刊本「西廂記」王季思校注「西廂記」呉暁鈴校註「西廂記」 王季思「從鶯鶯傳到西廂記」 |
田中 謙二 | 136 |
資料 藤野先生小傳 | 藤野 恒道 | 148 |
第3冊(1955年10月) |
||
劉勰「文心雕龍」文學論の基礎概念の検討 | 高橋 和巳 | 1 |
「賦得」の意味について | 斯波 六郎 | 33 |
王梵志について(上) | 入矢 義高 | 50 |
李賀の詩――特にその色彩について―― | 荒井 健 | 61 |
「女仙外史」と幸田露伴の「運命」 | 三木 克己 | 91 |
書評 E・パウンド「詩經」英譯 | バートン・ワトソン | 129 |
書評 斯波六郎「文心雕龍原道篇札記」「文心雕龍札記(二)」 | 吉川 幸次郎 | 135 |
書評 吉川幸次郎・桑原武夫「新唐詩選續篇」倪海曙「唐詩的飜譯」 | 淸水 茂 | 143 |
書評 R・アーウイン「水滸傳の發達史」 | 小川 環樹 | 154 |
紹介 胡風批判の經過とその論點 | 太田 進 | 161 |
第2冊(1955年4月) |
||
詩における比喩の巧拙と雅俗 | 小川 環樹 | 1 |
文學としての孔子世家 | バートン・ワトソン | 18 |
漢の高祖の大風歌について | 吉川 幸次郎 | 28 |
柳宗元の生活體驗とその山水記 | 淸水茂 | 45 |
文學としての「董西廂」(下) | 田中 謙二 | 75 |
書評 斯波六郎「中國文學に於ける孤獨感」 | 入矢 義高 | 101 |
書評 彭楚南譯 N・I・コンラッド「論漢語」 | 淸水 雄二郎 | 108 |
書評 近藤春雄「長恨歌傳」について | 花房 英樹 | 119 |
書評 A・ホフマン「李煜の詞」「春花秋月」 | 村上 哲見 | 132 |
書評 J・J・L・ドイフェンダク「中國の神曲」 | 前野 直彬 | 141 |
紹介 人民共和國に於ける世界文學選讀書目 | 都留 春雄 | 152 |
紹介 紅樓夢研究をめぐる批判討論の經過と論點 | 村上 哲見 | 162 |
第1冊(1954年10月) |
||
項羽の垓下歌について | 吉川 幸次郎 | 1 |
杜詩の對句についての一考察 | 高木 正一 | 19 |
杜牧と傳奇 | 淸水茂 | 50 |
燭背・燈背ということ-讀詞瑣記- | 村上 哲見 | 86 |
文學としての「董西廂」(上) | 田中 謙二 | 93 |
明の宮廷と演劇 | 岩城 秀夫 | 113 |
書評 孫楷第「論中國短篇白話小説」・葉德均「宋元明講唱文學」 | 小川 環樹 | 133 |
書評 張相「詩詞曲語辭匯釋」 | 入矢 義高 | 137 |
書評 人民文學出版社「水滸」 作家出版社「水滸」 人民文學出版社「水滸全傳」 |
淸水 茂 | 157 |
書評 王瑤「中國新文學史稿」 | 相浦 杲 | 167 |
最終更新日2023/04/21
*本ページに関する内容は、中国語学中国文学研究室が文責を負います。