2011.02.19 市民講座・関西中国書画コレクションと京都大学-関西の中国絵画の優品をみる-研究と鑑賞の視点-

関西には世界的にも名高い中国絵画の優品が多数収蔵されています。様々な博物館、美術館に所蔵され展示公開されており、中国絵画を研究、鑑賞する上で大変恵まれた環境です。今から約100年前、関西のコレクターたちが中国書画を蒐集していくのと平行して、京都大学をはじめとする学者たちの研究も進められてきました。長大な歴史をもつ中国絵画は、込められた意味も表現も多種多様で、模写によって伝えられることも多く、古画には補修も加わります。歴代の収蔵家の印や、文人たちの鑑賞の記録である題跋も付きます。それらは、研究に重要であると同時に、鑑賞をより深めてくれるポイントでもあります。本講座では、関西の優品を多数とりあげ、それぞれの研究の蓄積と見所を紹介し、鑑賞の手引きとします。

▼講演:「関西の中国絵画の優品をみる-研究と鑑賞の視点-」竹浪 遠(黒川古文化研究所 研究員)
▼日時:2011年2月19日(土) 14:10~15:30
▼会場:大学コンソーシアム京都(JR京都駅前)第三講義室
▼聴講無料・事前申込不要
  *定員:170名
  *満席の場合はその時点で受付を終了させていただきますのでご了承下さい。
▼主催:京都大学文学研究科
  協力:関西中国書画コレクション研究会
▼問い合わせ先:京都大学文学研究科総務掛 TEL:075-753-2700