研究室で行われている読書会・勉強会は、基本的にだれにでも開かれた集まりです。
参加に関しては、各会の主催者または独文研究室まで、お気軽にお問い合わせください。
水曜(16:30~18:00) ※隔週開催 |
◆トーマス・マン読書会 Thomas Mann: Der Zauberberg トーマス・マンの『魔の山』(1924)を最初から最後まで読み通す……を目標に作られた会。発足は2002年にまで遡ります。ようやく第二部に突入しました。ともすれば見過ごしてしまいがちな、この作品中の「笑い」の数々を再発見しながら読んでいます。〔主宰:川島隆〕 |
金曜(13:15~14:45) | ◆哲学・思想書読書会 Philosophische Gedanken 狭義のドイツ文学にとらわれず、西洋文化全般に対する広範な関心を養うために発足された会。コロナ禍で一時中断していましたが、このたびルカーチ『小説の理論』を皮切りに再開する運びとなりました。ドイツ語圏に限らず、さまざまな哲学者の著作を読んでいく予定です。〔主宰:網谷優司〕 |
曜日未定 | ◆ラカン読書会 Jacques Lacan: Séminaires 精神分析は、現代では廃れた学問だと思われがちですが、文学・社会学・心理学・精神医学などを研究しているといまだに影響力があることがわかります。本読書会では、岩波文庫の翻訳で「セミネール」を読むことで精神分析についての基礎知識を習得することを目指します。〔主宰:網谷優司〕 |