『清沢満之――その人と思想』
藤田正勝・安富信哉 編
2002年 法蔵館
<目 次>
はじめに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・藤田正勝
I 人と生涯
清沢満之の生涯とその時代・・・・・・・・・・・・・・・・・脇本平也 内村鑑三と清沢満之――いかにして信を得るか・・・・・・・・加藤智見 清沢満之の生と死・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・田代俊孝
II 哲学者・清沢満之
清沢満之の現代性――現在の我々にとっての清沢の意義・・・・今村仁司 思想連関から見た清沢満之・・・・・・・・・・・・・・・・・長谷正當 キェルケゴールと清沢満之――倫理を超える宗教論・・・マーク・ブラム 清沢満之と西田幾多郎・・・・・・・・・・・・・・・・・・・藤田正勝
III 満之とその時代
清沢満之と高木顕明――仏教者の社会倫理・・・・・・・・・・阿満利麿 清沢満之の想念と超越・・・・・・・・・・・・・・・・・・・竹内整一 浩々洞――議論と大笑いのサンガ・・・・・・・・・・・・・・大竹 鑑 沢柳政太郎と清沢満之の教育観・・・・・・・・・・・・・・・竹本英代
IV 精神主義とは何か
近代数学の確立者・清沢満之の歴史的意義・・・・・・・・・・寺川俊昭 清沢満之の精神主義――処世の立脚地・・・・・・・・・・・・神戸和麿 内観主義――精神主義の方法・・・・・・・・・・・・・・・・安富信哉 もう一つの「精神主義」――仏教婦人雑誌『家庭』をめぐって・福島栄寿 清沢満之のことば 清沢満之略年譜 清沢満之関連文献リスト あとがき・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・安富信哉