『世界のなかの日本の哲学』
藤田正勝 ブレット・デービス編
2005 昭和堂
<目 次>
はじめに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・藤田正勝
Ⅰ 日本の哲学の場所
1 日本の哲学の場所――欧米からみた――・・ジェームズ・ハイジック 2 日本の近代化における哲学について・・・・・・・・・・下村寅太郎 3 欧米の視点からみた京都学派の由来と行方・・・・ジョン・マラルド
Ⅱ 対話と創造
1 対話と創造――東アジアの中の日本哲学――・・・・・・・高坂史朗 2 中国の哲学と日本の哲学との対話・・・・・・・・・・・・卞 崇道 3 異文化間の対話(翻訳)の可能性をめぐって・・・・・・・・藤田正勝
Ⅲ 戦争と政治
1 東西を越えて ――アメリカにおける西田の政治哲学の「位置づけ」をめぐって―― ・・・・・・・・・・・・・有坂陽子 2 京都学派と「ファシズム」のレッテル ――現代アメリカにおける過度な「政治的な正しさ」の問題―― ・・・・・・・・グラハム・パークス 3 丸山真男における近代と民主主義・・・ベルナール・スティヴェンス
Ⅳ 空をめぐって
1 神の死から意志の大死へ ――ポスト・ニーチェの哲学者としての西谷啓治―― ・・・・・・・・ブレット・デービス 2 自己を空ずる神と動的な空・・・・・・・・・・・・・・・阿部正雄 3 神はどこまで自己を空ずるか ――阿部正雄のケノーシス論をめぐる議論―― ・・・・・・・・ブレット・デービス
あとがき・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・藤田正勝
日本哲学についての研究文献目録 日本哲学についての中国語研究文献目録・・・・・・卞崇道 呉光輝 日本哲学についての韓国語研究文献目録・・・・・・・・・・林永強 日本哲学についての欧語研究文献目録・・・・・ブレット・デービス