『西田哲学選集 別巻二』
『西田哲学研究の歴史』
藤田正勝編
1998年 燈影舎
<目 次>
第一部 戦前――批判と理解の試み――
一 高橋里美・・・意識現象の事実とその意味――西田氏著『善の研究』を読む―― 二 左右田喜一郎・・・・・西田哲学の方法について――西田博士の教えを乞う―― 三 田辺 元・・・・・・・・・・・・・・・・・・――西田先生の教えを仰ぐ―― 四 戸坂 潤・・・・「無の論理」は論理であるか――西田哲学の方法について―― 五 高橋里美・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・西田哲学について(抜粋) 六 三木 清・・・・・・・・・・西田哲学の性格について――問う者に答える―― 七 西谷啓治・・・西田哲学をめぐる論点 ――山内、高橋、田辺諸博士による批判の考察―― 八 下村寅太郎・・・・・・・・・・・西田哲学における弁証法的世界の数学的構造 九 田辺 元・・・・・・・・・・・・・・・種の論理の意味を明らかにす(抜粋)
第二部 戦後――継承と対決、そして発展――
一 竹内良知・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・西田哲学覚書 二 西谷啓治・・・・・・・・・・・・・西田哲学――哲学史におけるその位置―― 三 古田 光・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・西田幾多郎 四 上田閑照・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・禅と哲学(抜粋) 五 湯浅泰雄・・・・・・・・・・・・・・・・・・西田幾多郎の身体観をめぐって 六 中村雄二郎・・問題群としての「西田幾多郎」――西田哲学対象化のために―― 七 山内得立・・・・・・・・・・・・・・西田哲学の根本概念の批判的吟味と補完 八 新田義弘・・・・・・・・学問論としての西田哲学――非・対象性の現象学―― 九 上田閑照・・・・・・・西田幾多郎――「あの戦争」と「日本文化の問題」――
解説、執筆者紹介
藤田正勝
付 録
研究文献目録・選集総目録・全集目録
日本語文献目録・・・・・・・水野友晴 中国語文献目録・・・・・・・・卞崇道 欧語文献目録・・R・エルバーフェルト
西田哲学選集総目録
西田幾多郎全集(一巻~十四巻) 目録 西田哲学選集(一巻~六巻) 事項索引 西田哲学選集(一巻~七巻) 人名索引