『叢書/転換期のフィロソフィー』
第6巻『転換期としての日本近代』
茅野良男・藤田正勝 編
1999年 ミネルヴァ書房
<目 次>
はじめに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・藤田正勝 転換期としての日本近代と哲学の位置・・・・・・・・・・・・・・茅野良男
第1部 西洋との出会い
西洋の衝撃・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・山下重一 東洋と西洋・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・末木剛博 西洋経験としての「自由」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・坂部 恵 論理における日本と西洋・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大出 晃 翻訳の思想・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・柳父 章
第2部 近代日本の確立
近代日本と哲学――西周の国家観・・・・・・・・・・・・・・・・北野裕通 近代日本とキリスト教・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・鵜沼裕子 西田哲学における<芸術>と<美>の概念をめぐって・・・・・・・高梨友宏 デモクラシーの日本的形態――明治・大正期の立憲政治体制論・・・大矢吉之 反近代 ニーチェと日本・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・山崎庸佑
第3部 問いとしての「近代」
「主体」の超克――西田幾多郎の「日本文化の問題」に関連して・・森 哲郎 思想としての戦後――「近代」と「現代」の相克・・・・・・・・・田端信廣 文学としての戦後・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・川村 湊 日本近代再考・・・・・・・・・・・・・・・・・・・リヒター・シュテフィ 西田哲学が問うもの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・藤田正勝