紀要 『日本哲学史研究』

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2013年11月

《特集・間文化(跨文化)という視点から見た東アジアの哲学》
西田幾多郎の哲学・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・張 政遠
   ――トランスカルチュラル哲学運動とその可能性
西田幾多郎とT・H・ グリーン ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・林 永強
   ――トランス・カルチュラル哲学の視点から
哲学と宗教の間・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・黄 冠閔
   ――唐君毅と西谷啓治における近代性をめぐる思索
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西田によるヘーゲル生成論批判の射程・・・・・・・・・・・・・・・・熊谷征一郎
場所の論理と直観・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・太田裕信
   ――西田幾多郎『働くものから見るものへ』と『一般者の自覚的体系』
九鬼周造における現象学と形而上学の交わりの問題 ・・・・・シモン・エベルソルト

2012年10月

西田幾多郎とT・H・グリーン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・行安 茂
澤口昭聿・中沢新一の多様体哲学について・・・・・・・・・・・・・・・・林 晋
  ――田辺哲学テキスト生成研究の試み(二)――
現代生命科学の発展と西田の生命論・・・・・・・・・・・・・・・・・・岡田 安弘
二重なる<絶対の他への内在的超越>・・・・・・・・・・・・・・ブレット・デービス
  ――西田の宗教哲学における他者論――

2011年7月

和辻哲郎の戦後思想・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・高橋 文博

個性の円成・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・田中 美子
  ――和辻哲郎「心敬の連歌論について」を読む――

「存在と無の同一」としての「生成」の意味をめぐって・・・・・・・熊谷 征一郎
  ――西田によるヘーゲル生成論批判の妥当性と意義――

≪書評≫ 井上克人著 『西田幾多郎と明治の精神』・・・・・・・・・・水野 友晴

2010年9月

モナドロジーを創造的なものにすること・・・・・・・・・・・・・・・米山  優
  ――〈モナドロジックでポリフォニックな日本の哲学〉に向けて――

『マラルメ覚書』と「死の哲学」・・・・・・・・・・・・・・・・・・細谷 昌志
  ――田辺哲学の帰趨――

「数理哲学」としての種の論理・・・・・・・・・・・・・・・・・・・林   晋
  ――田辺哲学テキスト生成研究の試み(一)――

西田哲学と儒教との「対話」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・呉  光輝

京都学派の仏教的宗教哲学から「倫理」へ・・・・・・・・・・・・・・杉本 耕一

2009年10月

過去への眼差し・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・伊藤  徹
  ――『硝子戸の中』の頃の夏目漱石――

翻訳と近代日本哲学の接点・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・上原麻有子

下村寅太郎の科学的認識論・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・城阪 真治
  ――表現作用としての「実験的認識」について――

中期西田哲学における質料概念の意義・・・・・・・・・・・・・・・・日高  明

西田における形の生命論・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・濱  太郎

2008年9月

西谷啓治における「科学と宗教」の現代的意義・・・・・・・・・・・・岡田 安弘
  ――生命科学の危機的な諸問題を前にして――

西田幾多郎の宗教的世界の論理・・・・・・・・・・・・・・・・・・・黄  文宏
  ――新儒家の宗教観との比較を兼ねて――

西谷における自他関係の問題・・・・・・・・・・・・・・・・シルヴァン・イザク

西田哲学批判としての「種の論理」の意義・・・・・・・・・・・・・・守津  隆

「絶対無」としての「絶対的生」とは何か・・・・・・・・ダニエラ・ヴァルトマン
  ――ミシェル・アンリと仏教あるいは田辺元との対話――

2007年11月

哲学と日本思想史研究・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・清水 正之
  ――和辻哲郎の解釈学と現象学のあいだ――

西田哲学の国家論・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・藤田 正勝

歴史的世界における制作の立場・・・・・・・・・・・・・・・・・・・杉本 耕一
  ――後期西田哲学の経験的基盤――

コケムシから哲学まで・・・・・・・・・・・・ジェラルド・クリントン・ゴダール
  ――近代日本の「進化論・生物学の哲学」の先駆者としての丘浅次郎――

≪書評≫藤田正勝著『西田幾多郎――生きることと哲学』・・・・・・・高坂 史朗

2006年12月

アウグスティヌスと西田幾多郎・・・・・・・・・・・・・・・・・・・片柳 榮一

西谷啓治・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・林  鎮国
  ――空と歴史的意識をめぐって――

日本思想における二重言語的空間・・・・・・・・・・・・・・・・・・岡田 勝明
  ――西田幾多郎の場合――

真の自己の否定性・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ステフェン・デル
  ――上田閑照の「自己ならざる自己」の現象学――

2005年9月

日本語の七層と現象学的優位・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・平田 俊博
  ――日本語で哲学する――(前)

臨生する精神・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・古東 哲明
  ――日本人の他界観――

美的生活の可能性と限界・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・宮野真生子
  ――柳宗悦「第三の道」とは何か――

西田哲学と歴史・国家の問題・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・藤田 正勝

2003年8月

和辻哲郎「風土」論の可能性と問題性・・・・・・・・・・・・・・・・・藤田 正勝

幻視された「自己」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・伊藤  徹

退歩と邂逅――西洋哲学から思索的対話へ・・・・・・・・・・ブレット・デービス

西田哲学の「転回」と「歴史哲学」の成立・・・・・・・・・・・・・・・・杉本 耕一

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