西南アジア研究会の概要

西南アジア研究会は1956(昭和31)年6月、京都大学学生を中心として約20名の会員と約30名の顧問と共に発足し、翌年会誌『西南アジア研究』が創刊された(研究会発足の顛末と創生期の諸状況については、『西南アジア研究』第14号(1965年)所収の高林藤樹氏他による「あとがき」に活写されている)。

以後、やむなき事情により『西南アジア研究』刊行が中断されたこともあったが、西南アジア研究会は順調に発展を遂げ、現在も年二回の『西南アジア研究』刊行と年一回の総会を主催し、西アジア・南アジア研究の発展に寄与している。

『西南アジア研究』所収の論文のテーマは歴史・考古・思想・言語・文学・美術など多岐にわたり、西南アジアの研究に携わる様々な分野の研究者の興味に応え、また研究の公表の場を提供している。