2012年度 哲学・西洋哲学史講読(月・2)

日程と担当者

  1. 4/9:イントロダクション
  2. 4/16,  4/23,  5/7(川添担当)
  3. 5/14,  5/21, 5/28(出口担当)
  4. 6/4, 6/11, 6/25(伊藤担当)
  5. 7/2, 7/9, 7/23(中畑担当、開講日については変更の可能性があるので注意。)
  6. 10/1:研究の方法と倫理(福谷担当)
  7. 10/15, 10/22, 10/29(福谷担当)
  8. 11月5日以降のこの授業については、各教員のもとで別々に行われます。受講者は参加する教員を決めて、11日5日の開講時間に、次の場所に集まって下さい。
    • 伊藤邦武:第9演習室(これまで通り)
    • 出口康夫:出口研究室(共同棟3階)
    • 中畑正志:中畑研究室(文学部棟4階)
    • 川添信介:川添研究室(文学部棟4階)
    • 福谷 茂:近世哲学史研究室(総合研究2号館2階)

講読する書物とコメント

  • 川添: 『アベラールとエロイーズ 愛の往復書簡』(岩波文庫)
    この中の第1書簡アベラールの「災厄の記」を初回16日までに全体を読んでおくこと。その中から取り上げるトピックは、(1)論理学と神学、(2)中世における結婚というもの、(3)正統と異端の関係。この3つの観点に留意して、読んできて欲しい。
  • 出口:『哲学の問題群:もう一度考えてみること』(ナカニシヤ書店)
    第10章「知る」、第15章「世界の実在」(コピーは来週より哲学研究室前(総合研究棟2号館2階)で配布

    事前の課題:以下の問題に事前に答え、初回の授業(5月14日)の冒頭に提出(当日はレポートを二部持参してください)。

    1. 「知る」について。同章に出てくる「知識の条件(一)(二)(三)」に関して、それぞれ、(一)を満たして(二)(三)を満たさない例、(二)を満たして(一)(三)を満たさない例、(三)を満たして(一)(二)を満たさない例を挙げなさい。
    2. 「知る」について。「あなたにとって「知る」とは何か」を論じなさい。
    3. 「世界の実在」について。「「なにがありなにがないか」はどのようにして決まるのか、そもそも決めることができるのか」について論じなさい。
  • 分量:全てあわせてA4用紙4枚程度。

    授業では、皆さんの解答の中からいくつかのサンプルを選び、それらを全員に配った上で、議論を行います。

  • 伊藤:坂部恵・加藤尚武編『命題コレクション 哲学』(ちくま学芸文庫)
    41節から43節(フッサール、メルロ=ポンティ、フーコー)を読む。テキストはコピーを使用。4月中にコピーを出席者に配布する。出席者はあらかじめ一通り目を通しておいてほしい。
  • 中畑
  • 福谷