教官 | 藤田正勝 | 種別 | 講義 学部(2回生可) |
曜日・時限 | 月・2 | 教室 | 東館第1講義室 |
題目 | 日本哲学史講義 | ||
内容 | 最初に日本哲学史研究の意義および方法についての考察を行うとともに、言葉、経験、自己、身体、技術、美、宗教等の哲学上の諸問題について、西田幾多郎や田辺元、九鬼周造、和辻哲郎、三木清、西谷啓治らの思想を手がかりに、哲学的・哲学史的に考察する。 | ||
参考文献 | 藤田正勝編『日本近代思想を学ぶ人のために』(世界思想社) |
教官 | 藤田正勝 | 種別 | 特殊講義 学部・大学院 |
曜日・時限 | 月・4 | 教室 | 東館第2演習室 |
題目 | 日本の「近代」をめぐって | ||
内容 | 日本の「近代」とは何か、それはどのような仕方で実現されたのか――あるいは実現されなかったのか――、どのような問題を残したのか、そうした問題を福沢諭吉や中江兆民の思想を手がかりにしながら考察してみたい。あわせていわゆる「近代の超克」の問題についても考えてみたい。 | ||
参考文献 |
教官 | 辻本雅史 | 種別 | 特殊講義 学部・大学院 |
曜日・時限 | 前期 火・4 | 教室 | 教育学部・第1演習室 |
題目 | 近世日本の政治的教化と思想・教育の交錯 | ||
内容 | 近世幕藩権力が民衆支配において、思想・学問といかに対したかを考える。近世前期の政治教化との原則、享保改革期の教育とメディア戦略、寛政改革における教育政策とその思想や異学の禁の意義、後期水戸学の教化構想などが、おもな主題となるであろう。 | ||
参考文献 | 辻本雅史編『教育の社会文化史』放送大学教育振興会、2004年 |
教官 | 米山優 | 種別 | 特殊講義 学部・大学院 |
曜日・時限 | 集中・12月 | 教室 | |
題目 | 創造的モナドロジーをめぐって | ||
内容 | 西田幾多郎の「創造的モナドロジー」という考え方を中心に、彼の哲学の現代における可能性を展望する。議論は美学的な領域が主となるであろう。場所の論理に基づいて構想されたその考え方が、ライプニッツのモナドの実体性を批判しながら成立することをヒントに、連句という場の芸術的創作の議論や、モナドロジックな空間を語る可能性を拓くことを示す。 | ||
参考文献 | 西田幾多郎全集、ライプニッツ『モナドロジー』、米山優『モナドロジーの美学』(名古屋大学出版会)、米山優『情報学の基礎』(大村書店) |
教官 | 細谷昌志 | 種別 | 演習 学部・大学院 |
曜日・時限 | 火・3 | 教室 | 東館第2演習室 |
題目 | 西谷啓治の後期の哲学思想 | ||
内容 | 著作集第13巻所収の「覚について」、「空と即」、「般若と理性」等の諸論文の読解を通して、「理」と「事」をめぐる西谷啓治の最晩年の哲学思想の理解に努めつつ、知というものの根源的なあり方を考察する。 | ||
参考文献 | 『西谷啓治著作集』第13巻(創文社) |
教官 | 藤田正勝 | 種別 | 卒論演習 学部 |
曜日・時限 | 隔金・3-4 | 教室 | 日本哲学史研究室 |
題目 | 卒論演習 | ||
内容 | 参加者の発表をもとに日本哲学史上の諸問題について議論するとともに、卒業論文作成の準備を行う。日本哲学史専修4回生以上は必修。 |
教官 | 藤田正勝 | 種別 | 演習II 大学院 |
曜日・時限 | 隔金・3-4 | 教室 | 日本哲学史研究室 |
題目 | 日本哲学史の諸問題 | ||
内容 | 参加者が各自研究するテーマについて発表を行い、それに基づいて討議を行う。日本哲学史専修大学院生は必修。 |
教官 | 岡田勝明 | 種別 | 講読 学部(2回生可) |
曜日・時限 | 火・5 | 教室 | 東館第2演習室 |
題目 | 西田幾多郎『善の研究』 | ||
内容 | 日本哲学史の講読では、西田幾多郎の『善の研究』を読むのがほぼ伝統となっている。したがって今年度も『善の研究』を読んでいくが、英訳版「An Inquiry into the Good. Translated by Masao Abe and Christopher Ives、Yale University Press、New Haven and London、1990」を併用して比較思想的な観点から読み解き、また純粋経験の理解をめぐりユング心理学の立場と比較考察していく予定である。 | ||
参考文献 | 西田幾多郎『善の研究』(岩波文庫)Nishida: An Inquiry into the Good. |
前年度までの授業
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